一般公開が再開し、多くの観光客らが訪れた熊本城(13日、熊本市で)

写真拡大

 国土交通省は28日、7月の熊本地震を受けた観光支援策「九州ふっこう応援割」の詳細を発表した。

 九州に1泊以上する宿泊料金や交通付きの旅行料金を補助し、10月1日の宿泊分以降、順次始める。補助率は、地震による宿泊などのキャンセルが多かった熊本県と鹿児島県が6割、他の5県は5割とした。

 支援の限度額は宿泊・旅行形態で異なり、九州2県以上を宿泊する「周遊型旅行商品」は3・5万円に設定した。予約開始の時期などの詳細は各県が決める。

 日本政府観光局が、風評被害対策としてSNSなどでの情報発信を強化したり旅行会社との共同広告を展開したりして、訪日外国人の誘客などにも力を入れる。一連の支援に予備費から計約155億円を充てる。

 金子国土交通相は28日の閣議後の記者会見で、「被災地でもそれ以外の場所でもキャンセルが相次ぎ、非常に厳しい状況だ。ぜひ九州に入って支援をいただきたい」と述べた。