50年かけ献血300回の66歳男性に感謝状、「献血する日を決めると飲酒控える」…自身の健康管理にも
兵庫県姫路市の不動産業、矢野智之さん(66)の献血回数が、約50年かけて300回になり、県赤十字血液センターから感謝状が贈られた。
献血は最長で69歳まで可能で、矢野さんは「あと数年は地道に協力したい」と話している。(田村創)
矢野さんは高校生の頃、他校の文化祭で同年代の生徒が献血する姿を見て、「自分も少しでも社会に貢献できれば」と献血を始めた。献血バスを見かければ協力してきたが、30歳代の時、親族が入院して輸血が必要になったことで献血の回数が増えていった。
当初は200ミリ・リットルや400ミリ・リットルだったが、その後は、同センターの勧めもあり、体への負担が少なく、血小板などの特定の成分のみを採血する「成分献血」に協力するようになった。献血する日を決めると、体調を整えるため、アルコール摂取を控えるなどし、自身の健康管理のひとつになっている。300回目は4月末に実施し、現在の献血回数は307回という。
同センターによると、血液には有効期限があり、常に新しい血液が必要。夏や冬は外出が減り、献血者数が少なくなる。県内の年間献血者は約21万人で、50歳代以上が50%以上を占め、10~30歳代は少ないという。矢野さんは「若い人がもっと献血してもらえるとうれしい」と献血を呼びかけている。
