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 ◇ナ・リーグ ブレーブス1−0ドジャース(2026年8月27日 アトランタ

 ブレーブスのクリス・セール投手(37)が27日(日本時間28日)、本拠でのドジャース戦に先発し、9回109球を1人で投げ抜き5安打無失点で自身7年ぶりの完封勝利を飾り、13勝目を挙げた。試合後は天を見上げた理由を明かした。

 セールはドジャースの1番打者・大谷翔平に対し、3回の第2打席で8年ぶりの100マイル超となる100・1マイル(約161キロ)を計測。5回までの60球で99マイル(約159・3キロ)を超えたのは4球で、うち3球が大谷に対してと露骨に球速を上げ“超本気モード”だった。その大谷を4打数無安打に封じるなど相手打線に連打を許さず、11三振を奪った。

 9回は1死一塁からロハスの三ゴロで5−4−3の併殺プレーを狙ったが、二塁手・アルビーズの一塁への送球がやや逸れ、オルソンが体を伸ばして倒れ込みながら捕球したものの一塁はセーフに。この判定をめぐり自軍がチャレンジを要求し、リプレー検証で数分間、試合がストップ。判定はセーフのまま覆らなかったが、集中力を切らすことなく最後は2死一塁からコールを空振り三振に仕留めゲームセット。109球を投げ抜き5安打無失点、11奪三振で2019年6月5日ロイヤルズ戦以来となる完封勝利を挙げた。

 完封勝利を飾ると捕手・ボールドウィンと握手後、天を見上げその後、ナインと勝利のハイタッチを交わした。

 試合後のインタビューでセールは「実は今日は僕たちにとってつらい一日だった。本当に、本当に親しい家族ぐるみの友人を亡くしたんです」と友人の女性が死去したと告白。「彼女はいつも試合を観てくれていた大のブレーブスファンだった。まだ42歳ですよ…」と言葉を詰まらせ「家族同然だった。だから、試合の最後にああやって空を見上げたんです。今日は彼女が空から見守ってくれていたんだと感じた。ただただ感謝しています」と天国に旅立った友人にささげる白星になったと語った。

 さらに、試合後会見でもこの友人について、家族ぐるみで20年来の付き合いがあったといい、亡くなった友人女性は「ずっと闘病していた」と明かした。「今夜はマウンドで少し不思議な感覚があった。何か別の力が今夜の自分を助けてくれているような気がして…。間違いなく、彼女がそこで見守ってくれていた」と感謝した。