フェネルバフチェが敵地でリヨンを撃破。歓喜を爆発させるゲンドゥジ(写真)を待っていたのは…。(C)Getty Images

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 現地8月26日、UEFAチャンピオンズリーグのプレーオフが各地で開催され、フェネルバフチェ(トルコ)は敵地でリヨン(フランス)と対戦して2−1の快勝を収めた。2戦合計3−2で競り勝って、本戦のリーグフェーズ進出を決めている。

 ゲームはしかし、終始大荒れだった。その中心にいたのがフェネルバフチェの元フランス代表MFマテオ・ゲンドゥジだ。ロリアン(フランス)、アーセナル(イングランド)、ヘルタ・ベルリン(ドイツ)、マルセイユ(フランス)、ラツィオ(イタリア)などを渡り歩いてきた27歳は、試合後の大乱闘を招く張本人となったのである。

 英紙『Daily Mail』は「リヨンの宿敵であるマルセイユで2シーズンを過ごしたゲンドゥジは、キックオフ前、さらに試合中にも、ホームサポーターから浴びせられた手厳しいブーイングや野次に反応して、中指を立てる姿が目撃された」と伝え、「その後、ピッチ上でも緊張が高まり、フェネルバフチェが2−0とリードした際には、ゲンドゥジが相手選手に向かって侮辱的な汚い言葉を吐いた。醜悪な挑発を繰り返した結果、試合終了の笛が鳴ると、怒れるリヨンの選手たちがフランス人MFを突き飛ばしたのだ。エデルソンやロメル・ルカクらフェネルバフチェのチームメイトたちがゲンドゥジを守るために駆け寄った」と続けている。

 それでも興奮が収まらないゲンドゥジは、ピッチを去る間際にも仲間たちの制止を無視して地元サポーターを煽って挑発。するとそれを見たリヨンのジャージを着たGKコーチが激高し、ゲンドゥジに飛び蹴りを見舞おうと襲い掛かる。トンネルの入退場口で両チームや警備員らが入り乱れる激しい揉み合いへと発展したのだ。『Daily Mail』紙は「大乱闘を招いたのはゲンドゥジながら、UEFAからは両クラブに制裁が科されるだろう」と予測している。
 
 ゲンドゥジがトラブルを起こすのは今回が初めてではない。

 アーセナル時代の2020年6月、ブライトンとのゲームでは試合中に相手選手たちを愚弄する言葉を投げかけ、終了後に敵のニール・モペイと衝突した。ゲンドゥジが相手の喉元をつかむ場面がテレビに映し出されると、ミケル・アルテタ監督は一連の言動を問題視。トレーニングから除外され、3か月後にヘルタ・ベルリンへレンタル放出された。

 まだ十代だったロリアン時代にもロッカールームでチームメイトと大喧嘩をし、3か月以上に渡ってトップチームから外されたことがある。

 中盤で攻守両面に高質なプレーを保証する万能型MF。今回はウォーミングアップ時から痛烈な野次を飛ばされ、それに癇癪を起こしての行動だったとはいえ、またしても奔放すぎる振る舞いがクローズアップされる結果となってしまった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
【動画】サポーターを挑発するゲンドゥジにリヨンGKコーチが飛び蹴り→両軍入り乱れる激しい揉み合いへ発展!