KKT熊本県民テレビ

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熊本地震の被害がほとんどなかった天草地域ですが、夏休み終盤の週末も予約のキャンセルやイベントの中止など影響が続いています。

熊本県上天草市の海に浮かぶ、海中水族館シードーナツ。天草の海に生息する魚やクラゲなどが展示されている県内有数の観光スポットです。

(人吉球磨から訪れた人)
「観光の方で困っている方もいらっしゃるというので、行ってみようかというところ。」

上天草市は震度6弱を観測しましたが、建物や生き物に被害はなく、地震の後も営業を続けています。しかし…。

(海中水族館シードーナツ 河野壮志館長)
「(来場者は)8月の前半で例年の2割に達しない。(その後も)例年でいうと5割に達しないくらいですね」

このため、イルカと触れ合うプログラムを減らしているほか、余震が続いていたことから、夜間に開放するナイト水族館も中止に。

(海中水族館シードーナツ 河野壮志館長)
「暗い中での(避難)誘導を安全に行うことが難しいだろうと、夜は中止した。」

「一人ひとり状況は違うと思うんですけど、遊びに来れる方には天草まで足を運んでもらえたらと思います。」

熊本県によりますと、県内の宿泊施設のキャンセル額は約27億円にのぼります。観光業への影響が深刻なことから21日、天草地域の首長や観光協会の会長が県庁を訪れ支援を要望しました。

こうした中、なんとか観光を盛り上げようとする動きも。天草市五和町の中学校で開かれたのはボランティアガイドの育成講座です。イルカウォッチングが名物の五和町。中学生がイルカの魅力や天草の海の特徴を紹介するガイドを目指し、学んでいました。

(中学1年生)
「(観光客が)元通りの人数になるように、自分たちの発表をみんなに知らせて観光客を多くしたいと思います。」

1日も早く多くの人でにぎわう日常を取り戻せるように。観光地は試行錯誤を続けています。