テレビ信州

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農家の頭を悩ませています。モモやウメなどの木を食い荒らす特定外来生物「クビアカツヤカミキリ」による被害が、佐久地域を中心に拡大しています。長野県は26日、これ以上の拡大を防ごうと、緊急の駆除対策を行うと発表しました。

阿部守一知事
「農業あるいは観光、あるいは地域の景観を守っていくためには、 何とか早期にですね、この防除をしていくということが必要だというふうに考えております」

ツヤのある黒い体に、首の部分が赤い「クビアカツヤカミキリ」。体長は2.5センチから4センチです。雌がモモやウメ、サクラなどの木に卵を産み、ふ化した幼虫が木の内部を食い荒らすことで、 木が弱ったり枯れたりします。

県内では7月、佐久市で初めて確認されてから急速に被害が拡大し、佐久市のほか、御代田町、佐久穂町、小海町の合わせて29か所、146本の樹木で被害が確認されました。

これを受けて、県は2000万円の予算を組み、被害が確認された地域を対象に希望する農業従事者へ薬剤を提供するなど、駆除対策を図ることを決めました。

「クビアカツヤカミキリ」は繁殖力が非常に強いうえ、天敵がほとんどいません。

県は、成虫や木くずと幼虫の糞が混ざったフラスを見かけた場合、居住地の県地域振興局や自治体に連絡するよう呼び掛けています。