GoogleはAndroid 17に搭載される新機能「モーションアシスト」を、「Pixel 11」シリーズを中心とした一部のAndroid端末で段階的に展開していると報じられています。モーションアシストは移動中の乗り物内でスマートフォンを使用する際に、乗り物酔いを軽減するように設計された機能です。

Google's clever Android 17 motion sickness feature is finally rolling out - Android Authority

https://www.androidauthority.com/google-android-17-motion-assist-rolling-out-3702494/

以下は、Android関連のニュースを発信するAndroid Authorityの寄稿者が所属するTelegramグループのPixelスマートフォンユーザーから報告されたというモーションアシスト機能のUI。「Start in a moving vehicle」のトグルスイッチをオンにすると、スマートフォンが移動中の車両に乗っていることを検知することで、自動的にモーションアシスト機能が開始されます。



画面の上から下にスワイプすると表示されるクイック設定メニューにアイコンを追加し、設定画面を開かなくても機能のオンオフを操作することも可能です。



モーションアシストの基本的な効果としては、車両の動きに合わせて画面の端に動く視覚的な合図を表示することで、動く乗り物に乗車中にスマートフォンを操作しても乗り物酔いしにくくなるというものです。iPhoneやiPadなどには同様のアクセシビリティ機能「車両モーションキュー」が既に搭載されています。

Appleの「乗り物酔い防止ドット」が車酔いを予防する - GIGAZINE



Android Authorityによると、2024年12月に「Motion Cues」というモーションアシスト機能をGoogleが開発していることが確認されているとのこと。その後も開発が続けられ、ついにAndroid 17で正式実装されたと見られています。

Googleはモーションアシストを段階的に展開しており、記事作成時点ではAndroid 17を搭載したPixel端末でも利用できるかどうかは端末によって異なる場合があります。Android Authorityによると、Pixel 11 Pro XLではこの機能が利用できたものの、Android 17を搭載したPixel 10 Pro XLでは利用できなかったとのこと。なお、設定アプリからプロフィールを開き、「すべてのサービス」を選択した上で「個人情報とデバイスの安全」セクションに「モーションアシスト」が追加されているそうですが、実際に手元にある「Google Pixel 11」「Pixel 11 Pro」「Google Pixel 11 Pro Fold」で実際に確認してみたところ、いずれの場合もモーションアシストは確認できませんでした。