【夏の怪談特集】修学旅行先で怪奇現象が発生したら、普通は「生徒がなんか騒いでいる」で終わるが、校長が僧侶だった――。投稿を寄せた滋賀県の60代女性は20年ほど前、修学旅行の引率を担当していた。初日の夜、男子生徒4人がデジカメの写真を持って相談にやってきたという。

「夜の海辺で撮ったデジカメの写真に無数の光の玉が映り込み、いくつかは人の顔に見える、どうしよう」

男子生徒たちは、昼間に見学した日本の歴史上大事な場所でふざけたことが原因だと思っていたようで、「霊を怒らせてしまったのかな?」と心配していたという。

校長「夜に私の部屋に来させなさい、お祓いしてあげるから」

翌日以降もデジカメに顔らしき玉が写り続け、生徒たちは背中の痛みまで訴え始めた。「恐怖のあまり修学旅行を楽しめていない様子」だったが、旅行団長として同行していた校長先生が僧侶資格の持ち主だった。

校長は「夜に私の部屋に来させなさい、お祓いしてあげるから」と引き受けてくれたという。お祓いを受けた3日目には4人ともスッキリした様子になり、デジカメも普通に使えるようになって無事に帰宅できた。

「スゥ〜と何体かの子どもの霊が窓から出ていったわ」

しかし、修学旅行の後に校長から明かされた裏話に女性は驚いた。

「お祓いした時、スゥ〜と何体かの子どもの霊が窓から出ていったわ、あの男子生徒たちは、すごく優しい良い子達ばかりとちがうか? きっと亡くなった子どもたちの霊が一番優しそうなお兄ちゃんたちに懐いてついてきとったんやな、そんな生徒らの将来が楽しみやな、きっと世の中に貢献できる人材になるよ」

女性曰く「確かにクラスの中で一番素直で真面目な男子グループ」だったという。校長からの言葉を伝えると男子生徒たちは照れていたそうだが、「それぞれ立派に目標の進路に進んで行きました。なんか怖い話が良い話になっちゃった!」と女性は書いている。

まるで漫画『地獄先生ぬ〜べ〜』のような展開で色々気になるところはあるが、写真に写った光の正体も、校長が見たという子どもたちの霊の存在も確かめようはない。ただ、女性にとっては20年経った今も忘れられない不思議な体験になっているようだ。

※キャリコネニュースでは「幽霊はいる?あなたが経験した不思議な現象」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/IBVJN87L