バルセロナは間に合わせの9番ならいらない! デコとフリックの方針は合致している様子
エルチェ戦で5-0の大勝を収めたバルセロナだが、クラブの補強方針に変更はないようだ。スポーツディレクターのデコとハンジ・フリックは、センターフォワードの補強についてすでに協議しており、「間に合わせの選手は獲得しない」という方針で一致している。『SPORT』が報じた
バルセロナはMFMFマルク・カサドの退団が近づく一方、DFアレハンドロ・バルデの去就も不透明な状況にある。そのなかで、フリックが必要性を認めているのが9番の補強だ。デコが昨年11月から最大のターゲットとしてきたのはアトレティコ・マドリード所属のFWフリアン・アルバレスだが、現時点では移籍実現へのハードルが高い。
そのため、アルバレス獲得に予想外の進展がない限り、バルセロナは今夏に新たな9番を迎えずにシーズンを戦うことになりそうだ。ただし、冬の移籍市場では改めて補強を検討する可能性もある。
現時点では、フリックはこの判断を問題視していない。バルセロナには複数のポジションをこなせる攻撃陣が揃っているからだ。FWラミン・ヤマルは下部組織時代に前線中央でプレイした経験があり、新加入のFWアンソニー・ゴードンも9番を務められる。エルチェ戦ではFWハフィーニャがセンターフォワードとして結果を残した。
そもそも、必ずしも純粋な9番がいなければタイトルを獲得できないわけではない。ペップ・グアルディオラやルイス・エンリケも、伝統的なセンターフォワードに頼らない戦い方でチャンピオンズリーグを制している。
9月には長期間の代表ウィークも控えており、1月までの3カ月間でチーム状況が大きく変化する可能性もある。アルバレスの状況が変わる可能性も含め、バルセロナは焦って補強するのではなく、本当に必要な選手だけを獲得する方針を貫くことになりそうだ。

