テレビ信州

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長野市は市道を農道と誤って認識し、交付金107万円余りを地元の農業者でつくる団体に、不適切に交付していたことを明らかにしました。市は、団体に返還を求めていますが、高額なため全額返還は難しく、協議を続けていくとしています。

荻原健司市長
「市の確認体制が不十分だったために起きてしまった事案。私としても、深く反省をしなければならないと痛切に感じております」

長野市が誤って交付したのは、農業環境整備などに充てる国の多面的機能支払交付金です。

宮粼佳奈記者
「砂利道が続くこの道路。ここから交付金を使って舗装したとしています」

市によりますと2022年6月、若穂綿内地区の農業者でつくる大橋地域資源保全会の活動計画について、市が認定。農道の舗装工事費として107万9210円が交付されましたが、今年2月、この農道が市道だったことが発覚しました。

長野市農林部農業政策課 駒込秀之課長補佐
「非常に細い道になっていて、本来はあってはならないが見た感じが農道。これは農道というところで、本来ですと台帳を見ている形になるが、それが確認できていなかった」

市道は、交付金の対象ではないため、市は大橋地域資源保全会に対し、舗装工事費の全額返還を求めています。しかし、市によりますと、団体による返還は難しく、今後も協議を進めていくとしています。