ミラノ・コルティナ五輪でフリースタイルスキー女子日本代表だった近藤心音さん(時事通信フォト)

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〈ごめんなさい、ちょっとそろそろ我慢の限界なので話します〉──ミラノ・コルティナ五輪でフリースタイルスキー女子日本代表だった近藤心音さん(23)が8月24日までにInstagramのストーリーズを更新し、チーム関係者から受けた嫌がらせについて告発した。

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 近藤さんは同五輪でスロープスタイルとビッグエアに出場予定だったが、公式練習中に転倒し、両種目とも棄権を余儀なくされた。2022年の北京五輪もケガで欠場しているだけに、再びの悲劇に同情する声が寄せられた一方、無数の誹謗中傷にも晒された。近藤さんは〈一部は元々友達だと思っていた選手、コーチ、トレーナーでした〉と関係者からも心ない声を浴びせられたと述懐している。

 ほかにも複数人の選手や帯同トレーナーからいじめやパワハラを受けていたなどと告白し、〈ここに居たら、この場所に身を置き続けたら、心が死ぬと思いました〉と今年6月に現役引退を表明した背景を吐露。

 五輪前の海外遠征中は、ストレスのため約10日間で4キロ痩せたとして、〈助けて欲しくてSOSを出し続けていました。それでも私の訴えは聞いてもらえず、いじめた側の選手、パワハラをした側のトレーナーを守る決断をとられました〉と主張した。

 近藤さんの妹・叶音選手もまたアスリートとしてフリースタイルスキーに取り組んでいるが、近藤氏は、〈何より許せないのは、私の妹にも同じ事をしようとしていること。もう弁護士の準備もしています〉とつづっている。

 全日本スキー・スノーボード連盟は事態を把握しているのか。同連盟に問い合わせたところ、担当者から「連盟ではさまざまな窓口を設けていますので、ご本人からお問い合わせいただければ、ただちに調査などを開始したいと考えております」とのコメントが返ってきた。

 近藤さんによると、一連の告発は、〈(業界に)変わって欲しい〉という一心で行ったものだという。日本スキー界隈のより良い未来のために、真相究明が待たれる。