『ONE PIECE』新作映画“2本同時発表”も「まず原作を完結させて」物語の遅れ懸念にファン動揺
アニメ『ONE PIECE』の新作映画が、2本続けて制作されることが発表された。ファン待望の一報に歓喜の声が広がる一方、「映画よりも原作を進めてほしい」と、大型企画の連発を歓迎できない読者もいるようだ。
8月23日、千葉・幕張メッセで開催されたイベント『ONE PIECE DAY’26』の2日め。メインステージ終了直後に超特報が流れ、2027年夏に『ONE PIECE FILM GOD VALLEY』、2029年に『ONE PIECE FILM BAAD』が全国公開されることが明らかになった。
「劇場版の新作は、2022年8月公開の『ONE PIECE FILM RED』以来、5年ぶりとなります。前作の『FILM RED』は、アンコール上映を含めた興行収入が203億円を超える歴史的大ヒットを記録しました。それだけに、新作への期待は大きいでしょう。とくに注目されているのが、『ゴッドバレー』の名を冠したタイトルです。原作では、海賊王と呼ばれたゴール・D・ロジャーや、海軍の英雄で主人公・ルフィの祖父でもあるモンキー・D・ガープ、そして伝説の『ロックス海賊団』がかかわった重要な事件の舞台として描かれています。映画の詳しい内容は明かされていませんが、作品の核心に関わる物語になるのではないかと注目されています」(アニメライター)
2027年7月22日は、原作漫画の連載開始から30周年の節目にあたる。さらに2029年10月20日には、テレビアニメが放送30周年を迎える。今回、発表された2本の映画は、それぞれのアニバーサリーイヤーを飾る大型企画となることから、Xでは《楽しみすぎる》《ゴッドバレー編とか、映画で見たら絶対面白い》と、喜びの声が続出した。
一方で、一度に2本もの映画制作が発表されたことで、Xには原作への影響を心配する声があがっている。
《まず原作を完結させてからにしてくれ》
《映画はもういいから原作を進めてください》
《まだまだ終わらんのね》
原作は1997年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった。物語は“最終章”に突入しているものの、現在も多くの伏線や謎が残されており、完結時期は明らかにされていない。
「過去の劇場版では、原作者の尾田栄一郎氏が総合プロデューサーなどを務めました。そのため、今回の2本の映画にも尾田氏がかかわるとなれば、原作に割く時間が減り、本編が後回しになるのではないかと懸念する読者がいるのです」(前出・アニメライター)
長年の愛読者が何より待ち望んでいるのは、映画よりも“ひとつなぎの大秘宝”の正体のようだ。
