金融教育家の塚本俊太郎氏が、YouTubeチャンネル「塚本俊太郎の金融リテラシーチャンネル」で「【個人向け国債】 9月買う?10月まで待つ?|日銀1.25%利上げ後の10月募集の金利を計算」と題した動画を公開した。動画では、9月18日の日銀の政策金利引き上げを受け、個人向け国債を今月購入するか、来月まで待つべきかを試算し、「固定5年以外は少し上がります」という結論を提示している。

塚本氏はまず、日銀が政策金利を1.00%から1.25%へ引き上げた点に触れ、10月募集の個人向け国債の金利が決まるのは、募集開始の2営業日前である10月6日だと説明した。また、利上げ発表当日の動向について「利上げした日に、金利はむしろ下がりました」と指摘。当日の10年国債の金利は2.992%から2.977%に低下しており、利上げが事前に織り込まれていたことや、反対票が2票あり今後の利上げペースが鈍るとの市場の見方が影響したと語った。

続いて、国債市場の現状を分析。日本の10年国債利回りはアメリカと連動して上昇傾向にあると解説し、その背景としてインフレの継続や国債残高の高水準による増発懸念を挙げた。さらに「短い金利は日銀、長い金利は物価と財政に連動」するというメカニズムを解説。その上で、9月18日時点の国債利回りの水準が金利決定日まで続いた場合の10月募集金利を試算し、固定3年、変動10年、新窓販国債10年の金利は上昇する一方、固定5年の金利は低下するという見通しを示した。

動画の終盤では、購入のタイミングについて具体的なアドバイスを送った。購入する国債の満期や種類を決定した上で、使う時期が決まっている場合はそれに合わせることを推奨。金利の動きが読めず迷う場合には「今月と来月に分割して購入するのも選択肢」だと述べ、状況に応じた柔軟な運用方法を示して解説を締めくくった。

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元金融庁金融教育担当で、現在は金融教育家の塚本俊太郎です。 このチャンネルでは、普通のひとが学ぶべきお金の知識・判断力(金融リテラシー)について発信しています。金融リテラシーの柱は、家計管理、ライフプランニング、資産形成の3つ。金融リテラシーを身につけて、お金を賢く活用しましょう。 毎週水曜18時に動画アップ予定です!