M!LK・塩太智の「交際10年熱愛スクープ」、テレビ業界が「起用に問題なし」と見ている納得の理由

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「今年最もブレイクしたアイドル」と言えばM!LKだろう。正確にはブレイクは昨年で、『イイじゃん』のヒットにより『NHK紅白歌合戦』出場を果たして人気者の仲間入りをしたが、「ネットでバズっただけの一発屋では」との見方もあり、バラエティ出演は数えられる程度だった。

しかし今年に入って『好きすぎて滅!』『爆裂愛してる』の2曲がさらなるヒット。「老若男女誰もが歌えるヒット曲が出ない」と言われて久しい中、小学生から中高年まで至るところで歌われる国民的な広がりを見せている。

そんな絶好調の中で報じられたのがメンバーの熱愛スクープ。「10年近い交際期間」「かつてSNSに匂わせポストをしていた」という内容にさまざまな声があがり、「失速か」「裏切り」といった否定的な記事や、ファンの「冷めた」「ショック」などの声も取りざたされている。今回の熱愛報道は業界内でどう見られているのか。どこにも忖度せず核心を突いていく。

前編記事『10年近い交際期間、SNSでの匂わせ…「M!LK」塩粼太智の熱愛スクープ、業界内ではどう受け止められたのか?』より続く。

M!LKのイメージを損なわない熱愛

ここまであげてきた「底抜けの明るさ」「元気」「全力」「かっこつけない」「謙虚」というM!LKの魅力はそのまま塩粼のキャラクターに当てはまる。

グループのエースは主演級俳優として活躍する佐野勇斗であり、リーダーで歌を引っ張る吉田仁人、王子様キャラでハイセンスな山中柔太朗、学習院大卒のインテリなのに天然キャラの曽野舜太と個性派ぞろいだが、M!LKのグループイメージに最も重なるのは塩粼。6月に『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)のお祭り企画に出演し、ホットドッグ大食いに全力で挑んで称賛を集めた姿はまさにM!LKのシンボルだった。

そんな塩粼のキャラクターも「今回の報道は問題ない」と言われる理由の1つ。検索窓に「塩粼太智」と入力すると、「かっこよくない」という予測ワードが表示される。そもそも塩粼は“イケメン売り”していない上に、今回の報道は「底抜けの明るさ」「元気」「全力」「かっこつけない」「謙虚」というグループのイメージを損なうものだったわけでもない。

さらに大きいのは「10年近い交際」と報じられたこと。報道が事実であれば「中高生時代からの交際」であり、「ブレイクした今も変わらない」のなら、一途で誠実な人柄にほかならない。実際ファンから「これなら応援するしかない」「今まで流出しなかったプロ意識はほめたい」などの好意的な声もあがっている。

一部で「におわせをしたのが残念」という失望の声も見られるが、それはガチ恋勢以外にとってどうでもいいこと。塩粼は業界内で「主婦層や中高年層の人気が高く、男性層からの好感度も高い」とみられていることも含め、一部の失望くらいは打ち消してしまえるのではないか。

「仕事がしたい」業界内のファンも

あらためて塩粼の業界評をあげておくと、M!LKのイメージを体現するような存在であること、あらゆる層から愛されやすいキャラクターであること、アイドル史上トップクラスのバラエティ対応力があることは間違いないところ。その上で、誰とでも絡める柔軟性、スベることを恐れないたくましさ、台本や空気を読んで押し引きできる頭の良さあたりが評価されている。

明るさや勢いで台本を逸脱してしまうことも、芸人を食って目立ちすぎてしまうこともない。もしスベったとしても、結局笑いを誘う愛きょうがあるなど、“グループ芸”と言われるほど連携が重要なバラエティの安定感は特筆すべきものがある。

バラエティにおけるアイドルの起用は「ファンの若年層を番組に連れてきてほしい」という理由が最たるところだが、塩粼の場合は「それを除いても来てほしい」「この企画には必要」ということ。なかには「塩粼くんと仕事がしたい」とほれ込んでいるテレビマンや共演者もいるなど、人柄と実力の両面で評価されている様子がうかがえる。

さらに塩粼だけでなく曽野と佐野もそれに近い評価を受けていることもM!LKの強みだろう。吉田と山中のバラエティ対応力も他のアイドルと同等レベルにあり、むしろ5人での出演時には中心となることも多い。

7月7日に冠番組『M!LKの爆裂ミッション』が初めてゴールデン・プライム帯で放送されたが、レギュラー化は時間の問題とみられている。もしTBSが躊躇していたら他局に出し抜かれてしまうため、それだけは何としても避けたいのではないか。

M!LKはバラエティ対応力だけでなく仲の良さも「アイドル史上トップクラス」とみられている。仲良しアイドルと言えば嵐を思い浮かべる人が多いだろうが、M!LKも決して負けていない。

最も個人で活躍していた佐野が「俳優よりもM!LKが大切」「5人でいることが何よりも楽しい」などとメンバー愛を語っているが、各メンバーからグループファーストのスタンスが見られる。前述した「塩粼の『イッテQ』出演回をメンバー全員で見ていた」というエピソードと、佐野の「頑張ってる太智、見てて泣きそうだった」というコメントも彼らの絆を象徴していた。

全員地方出身者らしい素朴さがあるからなのか、そんな絆を自然に感じさせるところも、一般層、共演者、スタッフを問わず愛される理由なのかもしれない。

スターダストのアイドルが台頭か

もし懸念があるとすれば今回の報道によって塩粼が持ち味の明るさを失ってしまうことだが、それは本人のプロ意識とメンバーのサポートなどの面から考えづらい。

さらに所属事務所・スターダストプロモーション自体の勢いもフォローになっている。現在、M!LKを含むEBiDANの結成15周年を記念した楽曲「Yes!東京」がヒットしているほか、今月13日〜16日に国立代々木競技場第一体育館で4日連続ライブが開催されたばかり。19日放送の『有吉の壁』にもEBiDANの計33人が出演するなど、まさに一大勢力になる渦中であり、その中心にいるM!LKの存在感は揺るがないだろう。

今回の熱愛報道で影響があるとすれば、ライブ会場での声援や個人グッズの販売が多少減る程度なのかもしれない。ただ、そもそも近年アイドルへのガチ恋そのものに変化の兆しが表われていた。

国内の男性アイドル市場をほぼ独占状態だった旧ジャニーズ事務所が消滅し、STARTOがマネジメントするようになってから所属アイドルの結婚が続出。今月9日にWEST.の重岡大毅濱田崇裕が結婚を同時発表したことからもそれがわかるのではないか。

また、現在テレビ業界で「STARTOでキャスティングしたい3トップ」と言われるSnow ManSixTONES、timeleszにもそれぞれ向井康二や宮舘涼太、ジェシーや森本慎太郎、菊池風磨らの熱愛報道があったが、一部のファンがショックを受けた一方で大勢に影響はなかった。

これらの流れを見れば、アイドルの熱愛報道はガチ恋勢の影響が減り、スルーされやすくなったと言っていいのかもしれない。もっと言えば、コンプライアンスにかかわるようなスキャンダルでない限り、問題ないように見える。

今回は記事が報じられる前に「国民的アイドル&人気女優 熱愛」と予告されたことで、STARTOのアイドルたちが予想され、「彼らのファンたちが身構える」という状況が発生していた。しかし、フタを開けてみたら国民的アイドルはスターダストプロモーションのM!LKであり、時代の変化がうかがえる。

今なおSTARTOのアイドルは健在だが、他事務所にも平等な門戸が開かれたことの証であり、それが業界内で歓迎されていることもM!LKにとっては追い風のひとつだろう。

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