【WASJ】最年長58歳・横山典弘が優勝「チャンスあると、狙っていた」 表彰式で満面の笑み「辞められないね、ジョッキーは」
「2026ワールドオールスタージョッキーズ(WASJ)」(23日、札幌)
最年長が北の大地で躍動した。シリーズ2勝を挙げて63ポイントを獲得した横山典弘騎手(58)=美浦・フリー=が、前身のワールドスーパージョッキーズシリーズを含め単独トップとなる3度目の優勝を飾った。2位は58ポイントのザック・ロイド騎手(23)=オーストラリア、3位には56ポイントのダミアン・レーン騎手(32)=オーストラリア=が入った。団体対抗戦は4レース全てを勝利したJRA選抜が261ポイントを獲得。世界選抜(外国人&地方)に74ポイントの大差をつけて勝利した。
メンバー最年長、大ベテランの手綱が北の大地でさえ渡った。「久しぶりに4つ(開催2日間、シリーズ以外も含め)も勝てて良かった。(優勝の)チャンスはありそうだと思っていたんで、一発を狙ってました」と横山典。初日を2位で折り返し、4位で迎えた最終戦。相棒のミリオンクラウンとともに好位でしっかり折り合うと、直線半ばで悠々と先頭に立ち、最後は2着馬の猛追を首差で退けてゴールを駆け抜けた。
まさに技ありのシリーズだった。表彰式で高々と両手を突き上げたキャリア41年目の58歳は、優勝トロフィーを頭に乗せるパフォーマンスも。「ここに出るのも大変なのに、優勝できるなんて。辞められないね、ジョッキーは」と満面の笑みでファンにアピールした。
今年は3月8日に武豊に続く史上2人目となるJRA通算3000勝を達成。そのマイユニバースで日経賞も勝利して、自らの持つ最年長重賞勝利記録も更新した。そして、選考委員会の選出により出場を果たした今シリーズでも、大きな存在感を見せつけた。前身のワールドスーパージョッキーズシリーズを含め、通算3勝の単独トップに「長くやるもんですね」と、おどけてみせた主役はファンに向けて「またいいレースを見せられるように頑張ります。応援してください」と結んだ。
