オリックス・曽谷龍平 2カ月半ぶり5勝目に「長かった…」も満足せず 「ローテ守り抜くことが第一」
◇パ・リーグ オリックス3―0ソフトバンク(2026年8月23日 みずほPayPay)
オリックス・曽谷が反攻ののろしを上げる復活星だ。ソフトバンク相手に二塁すら踏ませない。103球を投げ抜き、7回2安打無失点。8三振を奪う好投で、6月10日以来の5勝目を手にした。
「長かった。逃げることなく勝負していこうと、(若月)健矢さんと話していた通りできた」
最速151キロの直球を主体に、フォークとスライダーの切れ味も絶品。一度も先頭打者を出さずに相手を制圧し、岸田監督も「(相手打線に)上から目線でいっている感じがあった」と称えた。
4年目の今季は、3月のWBCに出場。調整が難しい中、交流戦明けに上半身のコンディション不良で、約2カ月間1軍から離脱した。先発ローテーションに穴をあけた責任感と向き合い、2軍でリハビリに励んだ。
2年目右腕・寺西には「キャッチボールでも一球ずつちゃんと投げる意識をもっと持った方がいい」と助言。7月末に育成から支配下登録された陳睦衡(チェン・ムーヘン)とは事あるごとに野球談議に花を咲かせるなど、後輩の存在も励みになった。「(支配下登録されて)一緒に戦えるし、競えるのがうれしい」と喜んだ。
1軍復帰後3試合目でつかんだ白星。チームは3位浮上へ負けられない試合が続く中、曽谷は「最後までローテを守り抜くことが第一」と、さらなる奮闘を誓った。 (阪井 日向)
