新シーズンへ意気込む(右から)海琉と流星。澄空も来年からのスペイン行きを目指しレベルアップを期す

 9月から始まる新シーズン。サッカー大国スペインでの挑戦はそれぞれ2年目の永島海琉(るおん)(16)、3年目の流星(りあん)(13)に加え、来年9月からスペイン行きを志す澄空(すかい)(14)。さらなる飛躍へ重要な時期を迎える3兄弟が目標を語った。

 サイドバックを主戦場にする海琉は、今年9月からスペイン1部の別チームの下部組織に移る。「最初の1カ月でチームになじんで良い印象を付け、年末頃にはチームの主力としてプレーしたい」と新天地に懸ける思いは強い。来年11月には、スペインでプロを目指す海外選手が契約できる18歳になる。それを念頭に「来年3、4月から大会が始まってくると思うのでメンバーに選ばれ、契約更新してもらえるよう活躍したい」と意気込んだ。

 流星は世界中から有望選手が集い、生き残りが難しい環境にあって、3年目となる。下部組織「カンテラ」でのスタートとなり「次のシーズンでは新加入選手も来るので、仲を深めて練習から息を合わせたい。練習からスタメン組として出て、大会でもどんどんスタメンから出ていきたい」。トップ下でのプレーを得意とし、卓越した細かいボールタッチと視野の広さを併せ持つ。「大会でMVP(最優秀選手)が取れるような絶対的な存在」を目指す。

 日本のクラブで技を磨く中学3年生の澄空は、主にセンターバック(CB)として国際大会も経験。今年10月にはスペイン1部リーグ・チームの現地プログラムに参加予定で「まずは1週間のプログラムの中でしっかりアピールして評価をいただき、(延長で)2カ月の短期を勝ち取り、高校生からのビジョンに必ずつなげる」。判断スピードなどを課題に挙げつつ、「強みのキックの精度を上げ、センターバックだけど上がって点を決めるなど超攻撃的CBとしてチームを鼓舞していける存在になる」とチャンスをつかみにいく。