【夏の甲子園】横浜高校、初の女性応援団長・前川美彩さん 「自分たちの夢だった場所」と野球部に感謝

20日に甲子園球場で行われた高校野球の第108回全国選手権大会準決勝で、神奈川代表の横浜高校は智弁和歌山高校(和歌山)に1−7で敗れた。三塁側スタンドでは、横浜の応援団部で初の女性団長、前川美彩(みや)さん(3年)がひときわ響く声と笑顔で選手たちを鼓舞した。(東 真一)
55代目となる団長を女性が務めるのは初めてで、当初は「すごくプレッシャーがあった」という。それでも「女性だから、とは思われたくない。男性にも負けないぐらいの大きな声と大きな振りを意識してきた」と話す。約3キロの重りを両腕につけて型の練習を繰り返し、ひたすら走り込んで夏の暑さに負けないスタミナをつけてきた。
横浜市立上郷中学校ではバレーボール部。「試合で先生方に声と応援の仕方を褒められた。高校でも生かせる場所はないかなと」入学後に探した結果、「格好いい」と当時の応援指導部の先輩の姿に憧れた。
明るく、芯のある性格。リーダーシップを発揮し、生徒主体で応援練習に励んできた。
チームは健闘及ばず、優勝した1998年以来28年ぶりの決勝進出はならなかった。劣勢でも、最後まで諦めず声をからした前川さん。「自分たちの夢だった場所に連れてきてくれた。ベスト4という舞台で応援することができ、野球部の方々には感謝しかない」
