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竹中工務店」の社員が万博の工事費用を水増し請求させた疑いの事件。水増しの総額は6000万円以上となる可能性があることがわかりました。

背任の疑いで20日送検された大手ゼネコン竹中工務店」の社員・河井辰巳容疑者(61)は、去年、万博会場内の仮設事務所の内装工事費を下請け業者に複数回にわたり水増し請求させ、会社に約1400万円の損害を与えた疑いがもたれています。

河井容疑者は万博工事の総括作業所長を務めていて、過去の取材では…。

(河井辰巳容疑者 2025年1月取材)「この工事をきっかけに少しでもみんなが『おもしろい業界だな』というふうに思ってもらいたい」「建設業っていうのは非常に楽しい業種だと思うのですが、やはりイメージが悪いので、少しでもイメージの向上につながればと思っています」

しかし、河井容疑者は万博の工事費用を水増しし、自宅のリフォーム費用にあてていたとみられていて、他にも親族が経営する飲食店やマンションも改修。自宅を含めた改修工事の総額は6000万円以上に上るということです。

警察はこれらの費用全てを水増し請求で捻出していた可能性があるとみています。

また、警察によりますと、今回水増し請求に関与したとされる下請け業者は仮設事務所の内装工事のほか、大屋根リングのトイレの工事も請け負っていて、河井容疑者と業者の代表は、約20年前に仕事を通じて知りあったということです。

警察は、こうした長年の関係性から業者が河井容疑者からの依頼を断れなかった可能性があるとみて詳しく調べています。