曽野舜太(24)もドラマ、バラエティーに登場している。昨年5月、連続ドラマ「低体温男子になつかれました」(TOKYO MX)で初主演を果たした。学習院大を卒業している。性格は明朗で温厚。場を和ませる存在である。

 山中柔太朗(24)は栃木県足利市のサッカー少年だったが、スパイクを買うために上京した中3のとき、スカウトされた。やはり美形。女性ファッション誌「ViVi」(講談社)が選んだ2026年上半期の「ViVi国宝級イケメンランキング NOW部門」で1位になった。小顔で端正な顔立ちだ。ドラマ、映画でも活躍する。

 最後に吉田仁人(26)。リーダーだ。真面目でしっかり者。鹿児島県霧島市出身で、4歳からダンスを習い始め、同県のダンスコンテストで総合優勝を果たしたこともある。今もダンスパフォーマンスでグループを牽引する。やはりドラマやバラエティーにも登場している。

 5人に共通する特徴は身近さ。かつての男性アイドルは遠い存在だった。テレビや雑誌を通し、その芸能活動や存在を眺めるという感覚が強く、男性アイドル側も素顔をなかなか見せようとしなかった。SNS時代になっても、ファンとの距離を縮めることには慎重だった。

 M!LKは違う。アイドル(偶像)ではなく、アーティスト(表現者)であることを前面に押し出している。歌とダンスの頂点を目指している一方で、生身の男性というイメージが強い。この辺も人気の一因だろう。

 SNSも積極的に活用する。X、Instagram、TikTok、YouTubeでメンバーの言葉や日常を頻繁に伝えている。SNSを使ったファン参加型の企画も行う。女子中高生の感覚で評すると、5人は「遠い憧れの存在」ではなく、「身近な推し」なのだ。

 M!LKが所属する男性アーティストの集合体がEBiDANである。誕生から15周年になる。同じ芸能事務所(スターダストプロモーション)に所属する男性アーティストたちが、「恵比寿学園男子部」という架空の学園に集まったという設定が出発点だった。その後、メンバーが増え、グループが結成され、現在のEBiDANへと発展した。

 俳優として大成した北村匠海(28)も元はEBiDANに所属していた。北村は2011年に結成されたダンスロックグループ「DISH//」のリーダーでボーカリスト。北村を含め、グループは2022年にEBiDANを卒業したが、今でもOB意識が強い。

◆10組68人、推しが見つかる理由

 現在のEBiDANは10組。次の通りだ。

■M!LK 2014年結成、5人組
■超特急 2011年結成、9人組。歌とダンスを融合させたエンターテインメント集団