【テニス】ニック・キリオスがコカインで陽性反応「大きな間違いを犯した」
男子テニスの人気選手・ニック・キリオス(オーストラリア)が19日、自身のインスタグラムで、ドーピング検査でコカイン陽性反応が出たことを明かした。
キリオスはインスタグラムのストーリーで「まず私からこれを聞いてほしかった」という一文から始まる文章を発表。「最近、マヨルカでコカイン陽性と判定され、薬物検査に落ちた。私は大きな間違いを犯し、その責任は全て私が負います。」と6月にスペインで行われた大会の検査結果を告白した。
さらに「ファン、家族、スポンサー、そして身近な皆さんに申し訳なく思います。何よりも、私を追いかけている子供たちに申し訳ない。この話が示す手本を知っていて、自分自身に深く失望している」と反省した。
キリオスは「言い訳はしないけど、少し説明したいんだ。ここ数年のケガは、肉体的にも精神的にも大きな負担をかけている。体が心が期待する動きを全くできなくて、キャリアの終わりが近いことを受け入れるのは想像以上に難しかった。ずっと言ってきた。テニスは私を選んだのではなく、テニスが私を選んだ。でも、人生のすべてを手放すのは、私がこれまでに直面した中で最もつらいことの一つだ。時には無力で孤独を感じることもある」と近年の身体面、精神面を告白。
「それで自分のしたことは言い訳にならない。しかし、これが私に目を覚ますきっかけになったこと。これからの28日間は、ソーシャルメディアや公の場から離れ、自分自身を立て直すことに集中する。その間、私のプライバシー、そして何よりも家族のプライバシーを尊重してほしい。ごめん。努力して、もっと良くなって戻ってくるよ」と続けた。
また不正を監視する国際テニス・インテグリティー機関(ITIA)は、キリオスを暫定的に出場停止処分にしたと発表した。コカインの代謝物であるベンゾイルレコニンの存在を確認したという。「物質の性質上、暫定的な停止措置が義務付けられており、2026年8月4日から実施されている」とした。
キリオスは2022年のウィンブルドン選手権で準優勝した実力者。一方、悪童とも呼ばれ、奔放なふるまいでもたびたび話題をふりまいた。

