Xで日々就活情報を発信し、これまで数々のバズ投稿を生んできた人気アカウント「わがまま就活」。前回は、学歴フィルターとの向き合い方や、「Fランでも入社が狙える」大手企業について聞いた。


 最終回となる今回は、学歴に頼らずに自分を差別化していくための、より実践的な方法に迫る。今日から始められることばかりだという。全3回の第3回。




学歴フィルターの影響を受けにくい職種



 同じ企業の中でも、職種によって学歴フィルターの強さはかなり変わってきます。特に営業職やITエンジニア職は、比較的その影響を受けにくい職種だと感じています。



 営業職は、入社後の成果が数字としてはっきり出る仕事です。だからこそ、採用の段階でも大学名よりも、コミュニケーション力や粘り強さ、目標に向かう姿勢そのものが評価されやすい傾向があります。



エンジニア職も同様で、実際に手を動かせるかどうか、技術をどれだけ持っているかが評価の中心になります。学歴という入り口の壁を避けたいのであれば、最初からこうした職種を軸にエントリー先を考えてみるのも一つの有効な戦略です。大手企業を諾める前に、同じ会社の中でどの職種なら勝負しやすいかという視点を持ってみてください。



 同じ企業に入りたいという気持ちが強いほど、「総合職の花形部署じゃないと意味がない」と思い込んでしまいがちです。ですが、まずは学歴フィルターの影響を受けにくい職種で入り、社内でキャリアを積みながら異動や社内公募を目指すという道も十分に現実的です。入り口の選び方一つで、内定の可能性は大きく変わってきます。





「ガクチカがない」なら作ればいい。AI時代に面接官を唱らせるポートフォリオ術



 特にエンジニア職やIT系の職種を目指すなら、今の時代はAIを使いこなす力そのものが、立派なアピール材料になります。実際に自分でAIツールを使って作った提案書や簡単なプロトタイプを、面接の場で見せることができれば、それだけで他の学生と大きく差をつけることができます。



 難しい専門知識や高度なプログラミングスキルがなくても、今は無料や低価格で使えるAIツールがたくさんあります。「学歴がないからアピールできる経験もない」と考えてしまう前に、AIを使って何かを形にしてみるという発想を持ってみてください。完成度の高さよりも、自分で考えて手を動かしてみたという過程そのものが、面接では評価されるポイントになります。



 面接官からすると、「AIを使ったことがある」という学生よりも、「AIを使って、実際に自分の志望業界の課題を分析してみた」という学生の方が、圧倒的に印象に残ります。ツールの目新しさに頼るのではなく、自分の志望動機や興味と結びつけて使ってみることが、差別化のポイントになります。




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