KKT熊本県民テレビ

写真拡大

災害関連死を防ぐ対策をお伝えします。
10年前の熊本地震の際、災害関連死で次女を亡くした宮粼さくらさんらでつくる「災害関連死を考える会」がまとめた対策です。

【サイン】
災害関連死を防ぐために毎日確認したい5つのサインです。

■永島由菜キャスター
①水分を控えていませんか?
1日に500ミリリットルのペットボトル2本を目安に水分をとり脱水を防ぎましょう。

②足を動かして休めていますか?
長時間の同じ姿勢を避け、足首を動かしたり、歩いたりしましょう。

③口の中は清潔ですか?
歯磨きやうがいで口の中を清潔に保ち、誤嚥性肺炎の予防につなげよう。

■緒方太郎キャスター
④いつものお薬は手元にありますか?
薬が足りない・飲めないときは医師や薬剤師に相談しましょう。

⑤十分な休憩をとれていますか?
無理な作業は避けてこまめに休憩と水分を。

ご自身や家族、周りの被災者の方にこの5つを問いかけてください。

【口腔ケア】
■緒方太郎キャスター
車中泊、避難所、在宅避難、どんな環境であっても、「口のケア」が大切です。
10年前は口の中が不衛生となり、致命的な肺炎につながって亡くなる方がいました。

■永島由菜キャスター
きょうから出来る予防策です。

▼水が少なくてもふき取る
歯磨きシートや濡らしたガーゼで歯や舌の汚れを落としましょう。

▼うがいの徹底
食後や就寝前に、少量の水やお茶などでうがいをしましょう。

▼入れ歯の清掃
入れ歯の細菌も肺炎の原因です。清潔に洗い、外して休む時間を作りましょう。

【車中泊】
緒方太郎キャスター
車中泊では、動きづらい足元に命の危険が潜んでいます。10年前には、足の血流が悪化し、亡くなった方がいました。

永島由菜キャスター

きょうから出来る予防策は、
▼こまめな水分補給
喉が渇いていなくても定期的に水を飲みましょう。

▼足を伸ばして寝る
荷物を敷き詰めできる限りフラットな床を。

▼定期的な運動
数時間に1度は歩き足首を回しましょう。

▼弾性ストッキングの活用
長時間動けない場合は、適切な指導の下で使用を。

■避難所では…
緒方太郎キャスター
避難所では、慣れない環境と周囲への遠慮で我慢が続き、10年前は、心不全などの持病が急激に悪化した人がいました。

永島由菜キャスター
きょうから出来る予防策です。

▼水分・食事を我慢しない
周囲の人は高齢者にこまめな水分摂取を促しましょう。

▼食事は小さく、ゆっくり
ストレス下では誤嚥しやすいので一口を小さくしましょう。

▼お薬手帳と常用薬の確保
→巡回医師や臨時薬局を通じて一刻も早く手配しましょう。

詳しい対策は、災害関連死を考える会のウェブサイトをご覧ください。

緒方太郎キャスター
大事なのは、ひとりで抱え込まず、声をあげることです。過酷な環境の中で「自分だけがつらいのではないから」と我慢しないでください。