医師のひかつ先生が、YouTubeチャンネル「ひかつ先生 / メディカルウォッチメン」にて、「「大事な時に限って腹痛…」と悩む人必見!精神論が全く意味ない理由と、医師が教える正しい対処法。」と題した動画を公開した。動画では、緊張するとお腹が痛くなる現象について、メンタルの弱さではなく「過敏性腸症候群」という病気の可能性と、そのメカニズムについて解説している。

大事な場面で腹痛に襲われると、多くの人は「自分のメンタルが弱いからだ」と思い込みがちである。しかし、ひかつ先生は「メンタルが弱いからお腹が痛くなるわけではない」と明確に否定し、「過敏性腸症候群」の可能性を指摘する。この病気は、検査で明らかな炎症や腫瘍がないにもかかわらず、腹痛や下痢、便秘を繰り返すのが特徴だという。

その鍵となるのが、「第2の脳」とも呼ばれる腸の働きだ。腸には約1億個の神経細胞が存在し、独自のネットワークを持っている。脳が緊張やストレスを感じて「戦うか逃げるか」の危険信号を出すと、それが腸にも連動してしまう。その結果、腸のぜん動運動が過剰になって下痢を引き起こしたり、逆に動きが悪くなって便秘になったりするのだという。

特に「下痢型」と呼ばれるタイプは、通勤の電車内や会議の前など、すぐにトイレに行けない状況で急な腹痛に襲われやすい。さらに「また痛くなったらどうしよう」という不安が新たなストレスとなり、再び腸を刺激してしまう「負の連鎖」に陥る構造を明らかにした。

ひかつ先生は、この腹痛に対して「滝行などをしても意味がない」と精神論での解決を一蹴する。改善のためには、乳製品や小麦など、自身の腸に合わない食材を見つけて避けることが重要だと説明した。自分の腸が刺激に敏感なタイプであることを理解し、食生活を見直すことこそが、厄介な腹痛を克服するための近道と言えそうだ。

チャンネル情報

医療を通じて日常をハッピーに! ひかつ先生 が、医療に関わる有益な情報を発信していきます! 毎週下記スケジュールで動画公開中! ■火・土17時 → 通常回 ■木曜 → メンバー限定 ■木曜20時 → ショート