橋上巨人は虎対策に四苦八苦…「岸田が抹消、甲斐の昇格は不可解」の声も
巨人の正捕手が消えた。
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13日、岸田行倫(29)が登録抹消となり、代わって甲斐拓也(33)が一軍に昇格した。
巨人は同率首位で迎えた阪神との首位攻防戦2試合で、森下と佐藤輝に3発ずつ、計6本塁打を浴びた。この日の試合前までに、森下に6発11打点、佐藤輝には6発17打点を許していた。
1戦目と2戦目のスタメンマスクは、ともに岸田だった。
橋上監督代行は12日の試合後、2人について「もちろん対策を練りながら細心の注意を払ってはいる。でも、なかなか結果として表れない。気持ちよくホームランを打たせてしまうと、試合としてはなかなか難しい」と首をひねっていた。
この日は「5番・捕手」で大城卓三(33)が入ったが、さる巨人OBがこう言った。
「高橋由伸元監督がスポーツ紙の評論で、阪神のクリーンアップに打たれまくったこの2試合、巨人の投手陣が森下と佐藤輝に対してインコースをほとんど使っていない、これでは踏み込まれると指摘していた。橋上監督代行もそんな岸田のリードを問題視したことになるが、内角を要求しても投手が投げ切れなかった可能性もある。打てない巨人が首位争いをしているのは、岸田が投手陣を引っ張ってきたからといわれていた。その代わりに、甲斐の昇格というのは不可解ですが……」
確かに甲斐は二軍でも打率.204。評論家諸氏からは、外角中心に偏りがちなリードが問題視されることも少なくない。そんな甲斐が岸田に代わって大城と併用されることが増えそうな雲行きだ。
阪神との2試合目は37歳の小林誠司が終盤にマスクをかぶった。山瀬慎之助(25)は現在二軍。多くの若手を抜擢している橋上監督代行だが、リード面で頭を使う捕手だけは、ベテランに頼りたいということらしい。
この日も先発・西舘が佐藤輝に一発を浴びて3連戦で4被弾。巨人は阪神に3タテを食らい、3ゲーム差となった。甲斐の昇格は、それだけ虎対策が切羽詰まっていることの証しである。
