台湾でミサイル防空訓練 市民参加、スマホも制限

【台北共同】台北市など台湾北部で13日午後、中国によるミサイル攻撃を想定した市民参加の大規模な防空避難訓練が行われた。通信障害を体験するためスマートフォンの通信も制限。台湾政府は5〜14日の日程で軍事演習「漢光」や避難訓練を展開しており、軍民挙げて防衛意識を高める方針だ。
13日の避難訓練は台北、新北、新竹、桃園の各市などが対象。台北市の繁華街・西門町では、サイレンが鳴ると買い物客や旅行者らが地下鉄駅に次々に避難した。
台北駅では地下通路に多くの人が座り込んで警報の解除を待った。ある男性は「(訓練は)とても大事だ。台湾は戦争の可能性がある国なのだから」と話した。
台湾で普及しているLINE(ライン)もメッセージが送りにくくなった。地下鉄駅にいた市民は「電話だけ通じた。ネットが使えないときにどうすればよいか知ることができた」と話した。
台湾ではビルの地下や地下鉄駅が防空施設に指定され、あちこちに避難の標識がある。

