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 ミラノ・コルティナ五輪フィギュアスケート女子銀メダリストで今年5月に現役引退した坂本花織さん(26)が13日、フジテレビ「ぽかぽか」(月〜金曜前11・47)にゲストとして生出演。自身のコーチにブチ切れた出来事を語った。

 2022年、21歳の時。自身が指導を受ける中野園子コーチから「ロシアの選手が出ないんだったら、あなたが優勝しないで誰が優勝するの」とハッパを掛けられ、世界選手権で初優勝した坂本さん。その後、世界選手権では3連覇も達成したが、この日代打MCを務めた「ハナコ」岡部大は「ある事件が」と切り出した。

 そして「中野コーチへ2000文字の長文LINE“物理的に距離をおきたいです”」と読み上げると、坂本さんは苦笑いしながら「3連覇もして実績としては完璧だった」と回想。次のオリンピックに向けて新プログラムに取り組む中、当初は「うまくいかないな」と苦戦。コーチからは「そんなんだったら去年で辞めれば良かったのに」「もう引退すれば良かった」と発破をかけられ、「毎回毎回言われると、“なんでそんなことを言うの”って思っちゃって、ブチッとキレて」と打ち明けた。

 そこで坂本さんは「今、お互いがお互いに対してイライラしてるので、距離を置いたほうがいいと思います」と中野コーチに宣言。コーチも「練習には来ないでください」と応じ、「3週間ぐらい1人で」と明かした。

 そのメッセージは「たまりにたまってブワーッと書いたけど、“ここは今言わなくていいかな”」と推敲(すいこう)したものの、結果2000字という長文に。「深夜のテンションで送ると後悔するなと思って二晩寝かせたんですけど、やっぱり送りたいってなって送りました」と話した。

 和解のきっかけは、ともに幼少期からお世話になっていたもう1人のコーチ・グレアム充子氏だった。2人の間に入り「中野先生はこう言ってたよ」などと伝えていたが、やがて疲弊。「もうそろそろカオが折れてくれないと終わらないと思う」との提案を受け、中野コーチに「お時間をいただけますか?」と申し出、「すみませんでした」と謝罪したという。

 しかしコーチを変えるという選択肢はなかった。「海外に行ったりいろんなコーチに習うことも多かったんですけど、3連覇とかしていくと褒められることしかないから、何が本当に悪いか分からなくなる。でも中野先生とグレアム先生は4歳の時から見てくれてるから、自分以上に分かってるからそこをハッキリ言ってくれる」といい、「だからその2人の言葉は信じられるので」と断言した。

 とはいえ「その後も凄い怒られたんですけど」と笑わせながら、改めて中野コーチからは「私は花織の一番のファンだから、こうやってキツいことも言うし、頑張ってほしいから言うんだよ」と言われ、坂本さんは号泣したそう。「涙の和解でした」と笑顔で懐かしんでいた。