スポニチ

写真拡大

 芸能事務所「ホリプロ」が製作するミュージカル「デスノート」のロンドン公演が現地時間11日、英・バービカン劇場で初日を迎えた。

 大場つぐみ氏の人気漫画を原作とした同ミュージカルは、2015年に日生劇場で初演して以来、日本で4度、韓国で5度上演。同社が製作するミュージカルが、ロンドンで現地キャストによって上演されるのは初めて。

ホリプロが製作する日本オリジナルミュージカルを、現地キャスト、現地スタッフで上演するのは今回が初となる。

 開演直後には瞬間に割れんばかりの拍手が起き、人気キャラ・リュークの一挙手一投足に笑いが起こった。終演後には一斉にスタンディングオベーションとなり、大盛況で初日を終えた。

 ホリプログループの堀義貴会長は「ホリプロが日本で創った作品を、すべて外国人スタッフキャストの手で、ロンドンの観客に向けて再構築し、6週間、51公演も、上演するというのは我々にとっても、日本の演劇界にとっても、初めてとも言える大きなチャレンジ。作品がロンドンのお客様に届いていると実感し、ホッとしています」と安堵(あんど)の表情。ホリプロは「デスノート」が2006年に実写映画化された段階から製作に携わっており、ミュージカル版をロンドンで上演することは長らくの夢だった。堀会長は「これまではこのロンドン公演を目標にしてきましたが、いま正にグローバルなスタートラインに立てたことで、この作品をさらに世界中で上演する日本オリジナル作品にする、という目標に修正します。今日はそれほど強烈な印象を残してくれた初日でした」と万感の表情を浮かべた。

 公演が行われるバービカン劇場は、イギリスの名門劇団ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーのロンドン拠点で、海外の優れた作品を紹介する場所としても知られる。1985年にはミュージカル「レ・ミゼラブル」の英語版世界初演が上演されるなど、これまでに数々の名作舞台が上演されてきた、世界的由緒ある劇場。公演は同所で9月12日まで。