YouTubeチャンネル「数字で語る、会社のホンネ【決算解説】」が、「【すき家・吉野家・松屋】 最大手すき家の利益が62%減…牛丼3社の稼ぐ力を比較」と題した動画を公開した。すき家、吉野家、松屋の最新決算から売上高や利益率、店舗数などを比較し、各社が牛丼以外の事業でどのように稼ぐ力を強化しているかを解説している。

動画ではまず、各社の売上高と利益額を比較する。すき家が売上高で他社を大きく引き離す一方、利益率では吉野家が5.0%と最も高い数値を記録している。また、すき家の営業利益が前年から62.0%減少した背景として、店舗での異物混入事案を受けた清掃強化や、老朽店舗の改装によるコスト増加があったと説明した。

続いて、各社が注力する「牛丼以外」の成長戦略に言及する。ゼンショーホールディングス傘下のすき家は、はま寿司やファミリーレストランなど多角的な展開を進めており、親会社全体の売上に占めるすき家の割合は約25%にとどまるという。一方、吉野家ホールディングスは「ラーメン提供食数世界ナンバーワン」を目標に掲げ、国内外でラーメン事業の拡大に注力している。さらに松屋フーズホールディングスは、とんかつ業態の「松のや」やカレー専門店との「複合店舗」を軸に出店を進め、多様な食事需要を取り込もうとしている点に触れた。

原材料費や人件費の上昇が続く中、各チェーンは牛丼の売上だけに依存しない事業構造の転換を迫られている。私たちの身近にある新メニューや複合店舗の誕生は、各社が模索する生存戦略の表れであるという、新たな視点が得られる内容となっている。

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