ユヴェントスへのローンは鈴木彩艶にとって最良の選択か GKに問題抱え正守護神待遇の可能性大
パルマからの移籍が取り沙汰されている日本代表GK鈴木彩艶。ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏などが報じたところによると、鈴木はパリ・サンジェルマンへの移籍で合意間近。さらに、移籍が決まり次第すぐに、ユヴェントスへのローン移籍が決定されるという。
PSGとユヴェントスは鈴木獲得をめぐって綱引きにはならず、両者にメリットがある形で落ち着くことになりそうだ。そしてこの移籍は、鈴木本人にとっても大きなメリットがあるものとみられる。
先日の親善試合インテル戦でもルチアーノ・スパレッティ監督は「ディ・グレゴリオはミドルシュートに対して2〜3本のセーブを見せてもよかったと思う」とパフォーマンスに具体的な疑問を呈していた。GKはユヴェントスにとって明らかな問題点であり、今夏はリヴァプールのアリソン・ベッカー、アストン・ヴィラのエミリアーノ・マルティネスといった選手たちの獲得へ動きを見せたが、実現に至っていない。そこへ持ち上がったのが鈴木の移籍話だった。
3500万〜4000万ユーロと見積もられている鈴木の移籍金は決して安くはなく、すでにランダル・コロ・ムアニやケリム・アライベゴビッチの獲得にお金を使っているユヴェントスに余裕はなかった。一方PSGは期待外れとなったリュカ・シュヴァリエの放出を決めなければならず、もともと2ndGKと目されていたマトヴェイ・サフォノフを長期的にどこまで信頼するかという問題が持ち上がっている。ストレートローンとなる鈴木がユヴェントスの正守護神として1シーズンを過ごし、ビッグクラブでもやれることを証明して戻ってくれば、サフォノフと鈴木でハイレベルな正守護神争いとすることができる。
GKにとって出場機会は重要であり、ユヴェントスで試合に出られるのであれば鈴木にとってまたとないチャンスともいえる。またひとまわり大きくなった鈴木の姿が見られるか、今季のパフォーマンスには期待が高まる。

