【続報】仮設の橋を設置 沢を歩いて渡り下山する人の姿も 北アルプス登山口への県道で土石流 約390人が一時孤立 完全復旧の見通しは立たず【長野】
北アルプスの登山口に続く長野県安曇野市の県道で土石流が発生し、県道の橋が流され、温泉宿や山小屋の宿泊客など約390人が一時孤立状態となりました。9日午後には、流された橋の近くに仮設の橋が設置され、一部の宿泊客の下山も始まりました。
土砂崩落が発生したのは、安曇野市穂高有明の県道槍ヶ岳矢村線です。
長野県によりますと、県道周辺で規制の雨量を超えたため、8日の午後8時半から通行止めとなっていました。
現場を流れる黒川沢では土石流が発生し、県道に架かる黒川橋が流されました。9日午後3時半ごろには、黒川橋の近くに仮設の橋が設置され、人が通れるようになり、一部の宿泊客などが沢に架かる仮設の橋を歩いて渡り、その後、車で麓まで下山しました。
しかし、車両は依然として通行できる状態ではなく、完全復旧の見通しは立っていないということです。
県道は北アルプス・燕岳の登山口へ続く道路で、登山口近くの温泉宿や燕岳の山小屋、あわせて3つの施設の宿泊者など約390人が一時孤立状態となりました。
これまでに土石流に巻き込まれた人や車は確認されていません。

