70代の母が「電話とLINEが使えれば十分」と、購入から7年たったスマホを使い続けています。最近はアプリが開くまで時間がかかり、更新できないものも増えました。故障するまで使っても問題ないのでしょうか?

写真拡大 (全2枚)

「電話とLINEしか使わないから、今のスマホで十分。」このように考えて、長年同じスマホを使い続けている人は少なくありません。しかし、7年ほど使ったスマホでは、動作が遅くなったり、アプリを更新できなくなったりすることがあります。   故障していないからといって使い続けることが必ずしも安心とは限りません。本記事では、古いスマホを使い続けるリスクと、買い替えを検討したいタイミングについて解説します。

7年使ったスマホは故障していなくても買い替えを検討したい時期

スマホは精密機器であり、長年使用すると部品の劣化が進みます。特にバッテリーは充電を繰り返すことで性能が低下し、充電の減りが早くなったり、突然電源が落ちたりすることがあります。
また、スマホ本体の性能は購入時のままでも、アプリは年々機能が増えています。そのため、古い機種では処理能力が追いつかず、アプリの起動や画面切り替えに時間がかかるようになります。
「以前より明らかに遅くなった」「アプリの更新に対応できない」「OSのサポートが終了している」といった場合は、買い替えを検討する目安の一つといえるでしょう。
 

古いスマホは動作だけでなく安全性にも注意が必要

古いスマホで特に気を付けたいのが、OSのサポート終了です。OSとはスマホを動かす基本ソフトのことで、定期的に更新されることで不具合の修正やセキュリティ対策が行われています。
サポートが終了すると、新しい更新プログラムが提供されなくなり、新しいOSを前提としたアプリや機能に対応できなくなる場合があります。
また、セキュリティ上の弱点が修正されない状態になる可能性もあります。IPAも、スマホやOSを最新の状態に保つことを推奨しています。
最近は銀行アプリや決済アプリなど、安全性を重視するサービスが増えています。更新できない状態が続くと、一部のサービスが利用できなくなることもあります。
 

電話とLINEだけでも新しいスマホのほうが安心して使える

「電話とLINEしか使わないから古いスマホでも十分」と思うかもしれません。しかし、LINEも定期的にアップデートが行われており、古いOSでは最新バージョンが利用できなくなることがあります。
また、高齢の方にとっては、動作が遅いスマホよりも、反応が速く画面が見やすいスマホのほうが操作しやすい場合があります。
最近はシンプルなホーム画面に変更できる機種や、文字を大きく表示できる設定など、使いやすさを高める機能を備えたスマホもあります。電話やLINEが中心の使い方でも、新しいスマホへ買い替えることで、操作しやすくなる場合があります。
さらに、万が一スマホが突然故障すると、連絡先や写真の取り出しに困ることがあります。普段からデータのバックアップを取り、買い替え前にデータ移行の準備をしておくと安心です。
 

故障を待たず快適に使えるうちの買い替えがおすすめ

購入から7年経過したスマホは、故障していなくても性能や安全性の面で注意が必要な時期です。
アプリの更新ができない、動作が遅い、バッテリーの持ちが悪いといった症状が見られるのであれば、買い替えを前向きに検討したほうが安心です。
電話やLINEが主な用途であっても、新しいスマホは操作性や安全性が向上しており、長く快適に使えます。故障するまで待つのではなく、余裕のあるタイミングで買い替えることで、データ移行や設定も落ち着いて行えるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー