JRT四国放送

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フォーカス徳島では、阿波踊り本番に向け練習に励んでいる「連」の表情をシリーズでお伝えしています。

8月7日は、2025年にデビューしたばかり、活気と元気溢れる若手が中心の「あわぞう」です。

(男踊りリーダー・岡龍太耦さん)
「『あわぞう』 出陣じゃー!」

「オー!」

2025年の夏にデビューしたばかり、阿波踊り界の新星「あわぞう」。

3歳から77歳まで、82人の踊り好きが集まりました。

特徴は、その元気さ!

大半が20代から30代と活気あふれる連です。

連を立ち上げたのは、有名連「娯茶平」の元連員6人。

(立ち上げた一人・阿部正臣 連長)
「若い子たちが徳島の阿波踊り、伝統文化に触れる場づくりということで、若い子たちから声がかかって立ち上げました」

連の名前には、徳島の「阿波」と創造の「ぞう」。

「これからの阿波踊りをつくる」「連員一人一人に、自分の踊りを作ってほしい」という思いが込められています。

(男踊りリーダー・岡龍太耦さん)
「阿波踊りの良き伝統はそのまま引き継いでいくべきだと思うけど、常に挑戦する姿勢で新しい伝統を作っていきたい」

立ち上げメンバーの一人で、男踊りのリーダーを務めるのが岡龍太耦さん。

積極的に声を出し、連全体を引っ張ります。

(男踊りリーダー・岡龍太耦さん)
「若い人が多いので勢いで、とにかく声を出して腰下げて、若気あふれる熱い踊りができる」

「あわぞう」の男踊りは、前屈みで腰を低く落とし、すり足のような足運びの「娯茶平調」が特徴。

練習では、スローテンポで自分の踊りを追求します。

実は岡さんの祖父は、有名連「娯茶平」を40年余りにわたって率いた、阿波踊り界のレジェンド・岡秀昭 元連長です。

(男踊りリーダー・岡龍太耦さん)
「祖父がよく言っていたのが『人生懸けて悔いなし阿波踊り』、阿波踊りが人生の一部になっているような人だったので」
「偉大な存在というか、あの境地まで達そうとすると、自分が一生かけて到達できるものなのかと(思う)」

4歳で阿波踊りを始め、今も常に踊りのことを考えているという龍太耦さん。

その熱い思いの裏には。

(男踊りリーダー・岡龍太耦さん)
「自分の中で、じいちゃんは一つの目標なので、そこを超えていけるようになりたい」
「自分たちが楽しんで踊ることはもちろん、見ているお客さんにも楽しんでもらって」
「それを前提に、見てるお客さんたちが思わず踊りだしたくなるような踊りができたら」

男踊りだけではありません。

2026年は、女踊りも新たにデビューします。

4人の女踊りをまとめる、田中利佳さんです。

ゆったりきれいに見せるのが「あわぞう」の女踊り。

手をまっすぐに伸ばし、美しさを追求しています。

(女踊りリーダー・田中利佳さん)
「4人それぞれ踊り方様々で、まだばらつきがあるかもしれないけど」
「できるだけ統一して女踊りいいな、『あわぞう』いいなと、思ってもらえるような踊りを見せたい」

「よいしょー、よいしょー」

「阿波踊りは盆踊り」という言葉の通り、風情や情緒も大切にするのが「あわぞう」です。

連員一人一人の味わい深い踊り、その積み重ねが「あわぞうらしさ」につながる。

そんな踊りを目指しますが…。

(あわぞう・阿部正臣 連長)
「まだ僕ら2年生なので、とにかく今できること一生懸命やる、楽しむ」
「見てる側が一緒に踊りたいな、踊りゃなそんそんと情を誘う踊り、そういうのができたらなと思う」
「よいしょって声が聞こえたら、うちですので、お声がけいただいて一緒に踊れたらなと思う」

伝統を受け継ぎながらも、若い世代の力で勢いに乗る「あわぞう」。

二度目の夏は、もうすぐです。