【指揮官直撃】インターハイ男子サッカー県勢30年ぶりV果たした静岡学園・川口修監督が語る劇的悲願達成までの舞台裏(静岡)
インターハイ男子サッカーで静岡県勢30年ぶりの優勝を果たした静岡学園。8月6日、静学サッカー部OBの須藤アナが川口修監督を直撃。全国制覇までの舞台裏をたっぷりうかがいました。
福島県で開かれたインターハイ男子サッカー。決勝で大阪代表の近大附属を後半終了間際の劇的な決勝ゴールで破り、創部初の優勝を果たした静岡学園。
(須藤 駿介 アナウンサー)
「まずは川口監督、優勝おめでとうございます」
(静岡学園 川口 修 監督)
「ありがとうございます」
(須藤アナウンサー)
「いかがですか。この夏の日本一、初優勝です」
(川口監督)
「そうですね、経験がないものですから、あまり実感がないというか、まだまだ選手権に向けてのチーム作りというところで、そこまで実感はないですけど、本当に選手たちが頑張ってつかんだ優勝だなと思います。選手たちは本当にアクシデントというか、キャプテンが怪我したり、副キャプテンが怪我で来られなかったり、そういうのが重なってチームが一つになった、そこが勝因だったと思います」
川口監督が、大会を通じてチーム力が一段上がったと話したのは北海道代表の旭川実業と対戦した準々決勝。
2点を先行される苦しい展開となりましたが、そこから怒とうの反撃。
後半12分に坂本が1点を返すと27分に沢井が決めて同点に。
さらにアディショナルタイム、途中出場の佐野が決めて逆転。後半だけで3点を奪う驚異の粘り強さで勝利をもぎ取ったのです。
(川口監督)
「自分たちのミス絡みで失点した、後半は割り切って、とにかく点を取らないと次に進めないわけですから、いろいろな選手を投入して、攻撃的なサッカーで試合をひっくり返したというところが、選手たちの自信につながったんじゃないですかね…。ことしのチームは非常にいい雰囲気で、例えば食事の時や朝の散歩、それから食事の場の雰囲気だったり。疲れてくると朝の散歩は疲労がたまって静かなんですけど、そういうこともなく、和気あいあいとやっていました。食事の時も自分の好きな仲間と食べるんじゃなくて、いろんな席替えをしたりと、自分たちでやっていたので、非常に雰囲気は良かったです」
続く準決勝の相手は熊本の強豪・大津。この試合はエース坂本のゴールで1-0で勝利。難敵を下し、初優勝に王手をかけたのです。
(川口監督)
「(大津を)上回った部分はあまりないですね。強いて言えば、我々は守備で耐えられた、なんとか耐えた。そしてうちにはエース(坂本)がいた。点を取れる選手がいた。それくらいです。あとはすべての面において課題だらけで、非常に良い課題をいただいたというか、今後の練習のモチベーションになる試合になりました」
大阪・近大附属との決勝戦。
前半19分、泉のゴールで先制したものの30分に失点し、同点に…。
そして迎えた後半終了間際。途中出場、沢井の劇的な決勝弾で悲願のインターハイ初優勝を成し遂げたのです。
(川口監督)
「選手たちには『静学の中で歴史を新たに作るチャンスがあるよ』と話をして、そこで選手たちも『歴史に残そうよ』というモチベーションで、燃えてやってくれたのかなと思います」
静岡県勢のインターハイ優勝は1996年の清水市商以来30年ぶり。次に見据えるのは9月に開幕する高校サッカー選手権。
川口監督は、7大会ぶりの全国優勝、そして夏・冬2冠獲得に向け選手の、さらなる成長に期待を込めています。
(静岡学園 川口 修 監督)
「ここで日本一になったということは選手たちの努力で素晴らしいことですが、最終目標は全国選手権でトップに立つこと…。インハイはまだ成熟度が足りなくて、内容的には課題のある内容だったので、内容をもっと濃くして、どこが来ても自分たちのスタイル、静学スタイルを表現できるように…、そういったチーム作りをしていきたいと思っています」

