試合前にメディアに対応するレッドソックスのトレーシー暫定監督(カメラ・一村 順子通信員)

写真拡大

◆米大リーグ レッドソックス―ホワイトソックス(6日、米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)

 赤白靴下対決最終第3R−。レッドソックスの吉田正尚外野手は5番・DH、ホワイトソックス・村上宗隆内野手は2番・一塁でスタメン入りした。レ軍はすでに同カードで連勝し、球団史上単独2位となる7カード連続勝ち越しに成功しており、スイープすれば、対戦時の各地区首位チームに対し、5シリーズ連続スイープという”究極の首位イジメ”が実現する。6月25日からのヤンキース戦4連勝、Wソックス戦3連勝、レイズ戦4連勝、ドジャーズ戦3連勝に続く、3タテとなるか注目だ。

 試合前のトレーシー暫定監督は「選手には、今やることに集中するように伝えている。あとは自然にうまくいくから、と。(記録などに)気が散ることに意味はない。結局、結果を出さなければ、打ちのめされるのが、この世界の現実なんだ。どんなにクール(な記録)でも目の前のことに集中することが大事と日々言い続けている。いかに向上するか、いかに勝つかを考えて試合に備えるだけだ」と述べた。

 7月22日には、1946年の球団記録に並ぶ15連勝を達成。現在は、今季2番目の7連勝中となっている。「15連勝が止まった時も、特に何も変えなかった。連勝中も、どの靴を履くか、何時に歯を磨くか、そういうことは気にしない。無意識に続けていることがあるかもしれないけど、私は迷信家ではないので」と指揮官。クラブハウスへの集合時間を大幅に遅くした今季。同カード3連戦は1度もフリー打撃せず。先週の敵地アスレチックス戦は新球場(サクラメント)に対応するためにフリー打撃をしたが、それも異例のことだ。

 「きょうはとても暑いし、選手はケージで打っている。ファンに柵越えを見せることも時折必要だが、選手はこの試合の重要性を認識し、ミーティングをして、良いパフォーマンスを出すために備えている」とトレーシー暫定監督は自然体で備えた。

 6月24日に「借金14」だったチームは、今や今季最大「貯金11」に。42日間で「−14」から「+11」のV字復活はメジャー史上初(エライアス調べ)だ。ちなみに、大リーグの史上最大のV字復活は、1914年のボストン・ブレーブス(現アトランタブレーブス)。借金16から貯金35で、ワールドシリーズを制している。