鹿児島読売テレビ

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 熊本地震の影響で九州の交通網は、大きな影響を受けていますが1歩ずつ歩みを進めています。九州新幹線は、7日の始発から鹿児島中央と新水俣の運行を再開します。人だけでなく物の流れも変わった九州――。改札前の土産店が並ぶ施設は、売り上げが半減するなど大きな影響が出ています。

 6日昼前の鹿児島中央駅。

(内田直之キャスター)
「JR鹿児島中央駅の九州新幹線の改札前まで上がってきました。現在、正午前ですが、やはり普段と比べると人通りは閑散としている印象を受けます。地震の影響で、運行取りやめの状態が続いていた九州新幹線ですが、いよいよいよ明日、新水俣までが走ります。ずっと使われていなかった電光掲示板。明日の朝、10日ぶりに灯がともされます」

 JR九州は5日、九州新幹線の鹿児島中央と新水俣の間の運行を7日から再開すると発表しました。この区間は、大きな被害はなく、線路の点検などを終えたということです。再開を待ちわびていた人も…。

(千葉から帰省)
「良かったなと思います。熊本地震が心配で、千葉にいましたけど乗れなくなった観光列車も10年前いっぱいあった。電車大好きなんです」

新幹線の大ファンという息子は…

(息子)
「早く元に戻って欲しいですね。鹿児島が陸の孤島になっているので。相当、悲しいですね」

(内田直之キャスター)
「運行が止まっている九州新幹線ですが、実は、鹿児島中央駅のホームにずっと停められたままとなっています。いよいよ、明日から走り始めます。通勤、通学で利用する方、多いでしょうね」

 熊本の基地に移動できず、ホームに留まっていた新幹線。本数を減らしての運行ですが、明日の朝6時に鹿児島中央駅を出発します。ただ、新水俣と熊本の間は、今月中の再開は難しい状況で、予定を変更する人が6日も見られました。

(キャンセルに来た人)
「大阪に行く切符をキャンセルした(キャンセルした?)はいそうです(通らないからどうしようもないですよね)」

 払い戻しの手数料は現在、乗車券・特急券ともに、かかりませんが、予定が立たずもどかしい思いをする人も。こちらの女性は、8月、熊本で試験があるそうです。

(熊本で試験を受ける人)
「朝一で熊本に着きたい。でも、0時頃にしか着かない。一番早いのでも。今、悩んでいる所なんです」

 一方、大動脈、九州自動車道はえびのICと松橋ICの間が現在も通行止めです。鹿児島から福岡へ向かう場合、東九州自動車道などを利用して宮崎、大分を経由するしかありません。ただ、所要時間もかかり、料金も膨らみます。NEXCO西日本は、う回路を利用しても九州自動車道を利用した時より割高にならないよう調整することを発表しました。九州自動車道と同じ料金で利用できます、えびのICと松橋ICの間の通行は、今月の後半になる見込みだということです。

 九州新幹線が10日ぶりに鹿児島から動き出しますが、大きな影響を受ける施設があります。「みやげ横丁」と「ぐるめ横丁」です。31の事業者が入っていますがほとんどが鹿児島の会社です。

(JR鹿児島シティ・山崎慎介代表取締役社長執行役員)
「やはり、このゾーンは新幹線の改札口前なので大きな影響。みやげ横丁とぐるめ横丁、昨年の売り上げと比較すると半減している状況となっています」

 ビジネス客や観光客に支えられる施設だと再認識したと言います。そうした中、県民に利用して欲しいと、お得なサービスが6日から始まりました。JRキューポアプリをダウンロードして登録すれば、1000円以上の買い物で500円割引されるクーポンが6日から配布されています。県外への出荷が叶わず、苦しむ事業者も多い中、一助になるかもしれません。

(JR鹿児島シティ・山崎慎介代表取締役社長執行役員)
「こちらに出店している、県内の事業者を県民のみなさんに利用いただくことで支えることにつながる。気軽にご利用いただけたら。鹿児島の食の魅力、色々なものが詰まった場所。来ていただけたら、新しい発見があるかもしれません」

 みやげ横丁には、お中元に最適な商品も揃っています。地震の影響で予定を変更し、里帰りを見送った人も多いはず。鹿児島から夏の贈り物を届けるのはいかがでしょうか?