Daiichi-TV(静岡第一テレビ)

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静岡県内では住民の防災意識を高めようとする取り組みが活発となっています。

6日午前、JR清水駅付近では、地震による津波発生を想定した避難誘導訓練が行われました。

JR東海が実施したもので、日ごろ清水駅を利用している高校生や近隣住民など約80人が参加しました。

訓練は、電車が津波浸水想定区域を走行中に地震が発生した想定で行われ、電車が非常停止した後、参加者は駅員の誘導に従って車両から降り、清水駅近くにある避難場所までのルートなどを確認しました。

(清水南高校の生徒)
「駅員が指示に従ってくださいと呼びかけるが、受け取れない人がけっこういると思う。周りで協力し合うことがとても大事だと思った」

先週、焼津市のスーパーマーケットでは大規模地震を想定した避難誘導訓練が、地域住民も参加して行われました。

買い物中に地震が発生したという想定で、客は買い物かごなどで頭を保護しながら姿勢を低くして安全を確保し、従業員の誘導に従って、店の駐車場に避難しました。

熊本地震で震度6強の揺れを観測した嘉島町。「イオンモール熊本」では、地震発生から約1時間20分後に大規模な爆発が発生し、従業員7人が命を落としました。

地震発生当時、3千人ほどの客が来店していましたが、従業員らの避難誘導で30分で避難を完了。その後、何らかの理由で従業員らは店内に戻っていました。

静岡市葵区にある大型商業施設「マークイズ静岡」。

もしも、買い物中に大きな地震が発生したらどうすればいいのか…防災の担当者に再現してもらいました。

(三菱地所プロパティマネジメント 厚ケ瀬 裕太さん)
「こちらに避難をお願いします」

120余りの店舗があるこの施設には、一日平均、平日で8千人、土日祝日には1万6千人が来店します。

避難誘導は、テナントを含め1500人の従業員で対応します。

(三菱地所プロパティマネジメント 厚ケ瀬 裕太さん)
「避難につきましては、基本、火災が発生した場合には火から遠いところで避難するということになってまして、あと、テナント従業員の方にも訓練の方で避難場所は話しておりますので、従業員の指示に従って避難していただければ」

施設では年2回、訓練を実施。様々な災害を想定し、タイムラインに沿って行動できるようマニュアルを作成して各テナントに周知しています。また、マニュアルで従業員は客の避難誘導を終えた後、一時避難場所に集合することになっています。

(三菱地所プロパティマネジメント 厚ケ瀬 裕太さん)
「従業員に集まってもらい、避難状況の確認をしたり、情報を全て集めるために一旦集まっていただきます。店内に戻ることに関しましては、避難指示を1度出した以上、建物の安全が確保できるまでは禁止しておりますので、ルールとして戻ることはない」

今回、熊本で起こったことも踏まえ、今後、マニュアルの見直しなども検討していくということです。

(三菱地所プロパティマネジメント 厚ケ瀬 裕太さん)
「静岡は、南海トラフなどいろいろなリスクある場所であると思っておりますので、引き続きマニュアル含めて周知活動して、人命を最優先にして運営をしていきたいと思います」