日本時代の倉庫の修復が完了、アート空間に 陶芸家105人の作品で彩る/台湾・彰化
彰化県文化資産網によれば、田中は日本統治時代、彰化地域におけるコメの集散地とされ、集められたコメは田中から南部の高雄や北部の基隆へと鉄道で輸送されていた。同倉庫が建てられた時期は1939〜40年ごろと推定され、鉄道で運ばれてきた肥料の材料を混ぜ合わせ、包装、保管後、農家へと供給する役割を担っていた。
文化部(文化省)文化資産局の粘振裕副局長は、修復完了後の運営こそが鍵だと指摘。新たな空間が文化クリエーティブ園区や若者の創業拠点などとして活用されることに期待を寄せた。
同倉庫は県農会(農協)から委託を受けた業者が、芸術や植物、手作り体験などを掛け合わせたアート空間として運営する。オープンに合わせて企画された展示会は14〜16日の日程で催され、数千点の作品展示を通じ、台湾の多様な陶芸文化を示すという。陶芸体験や生け花体験なども開かれる。
(鄭維真/編集:楊千慧)

