藻が大量発生した人工池で清掃する作業員(6月20日、米ワシントンで)=中根圭一撮影

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 【ワシントン=中根圭一】米連邦検察は7月31日、トランプ政権が約1470万ドル(約23億円)を投じて改修したワシントンの人工池の塗装を損壊したとして起訴された男性について、トランプ大統領に近い塗装業者による施工不良が原因だったとして、裁判所に起訴の却下を申し立てた。

 男性はカヌー元米代表五輪選手のデービッド・ハーン氏。池の工事は建国250年に合わせたトランプ氏肝いりの事業で、底面にトランプ氏が選んだ青色の塗装が施されたが、すぐに一部が剥がれた。ハーン氏が池を訪れ、剥がれた塗装に触ったところ、拘束され、器物損壊罪で起訴された。

 起訴後、米内務省が検察側に提出した資料から、工事を急ぎ、ずさんな塗装が行われたことが判明した。工事を請け負ったのは、トランプ氏が所有するゴルフ場のプール改修を手がけた業者だった。ハーン氏の弁護団は「政権は謝罪すべきだ」との声明を出した。