クマ目撃件数は去年の3倍 寒河江市の工業団地で警察や猟友会が捕獲想定訓練
クマの出没が相次いでいる寒河江市の工業団地で28日、クマが出没したことを想定した対応訓練が行われました。
寒河江市の寒河江中央工業団地付近では、去年からクマの出没が相次いでいます。ことし5月には・・・。
「ここ、ここ、ほら!あっち行ったクマが出たぞー」
工業団地内の「シャトレーゼ寒河江工場」付近で体長およそ1メートルのクマ1頭が出没。すぐ隣の工場でもクマ2頭が目撃されました。
28日の訓練には、市と警察、それに工業団地内の企業に勤務する職員らおよそ90人が参加しました。
訓練では初めに県の職員がクマの生態などを説明しました。
県内の市街地でことし6月末までにクマが目撃された件数は、過去最多だった去年のおよそ3倍となっています。
続いて、ことし5月にクマの目撃があった「曙ブレーキ山形製造」でクマスプレーの実演を見学した後、実際の現場を想定した緊急銃猟の訓練が行われました。
体長およそ1.5メートルの成獣のクマを想定し、はじめに爆竹を使って人けの少ない工場北側にクマを追い払います。その後、茂みに入ったクマをドローンで捜索しました。
発見「ドローンの捜索によりクマが発見されました。敷地内の北側の立木の下に留まっている状況です」
立木の下に留まるクマを発見。警察と猟友会が捕獲に向かいます。
斎藤真朗寒河江市長「本番でクマが出没した場合は、想定外の行動になるのでその判断を1つ1つ行った上で対応していくことが求められる。今回の結果を踏まえて備えてもらいたい」
曙ブレーキ山形製造富樫博幸社長「5月に工場をクマが通過してその時も従業員にすぐ屋内に入り扉を閉めるように指示して対応した。ただ、館内放送はしていなかったので、 今回館内放送も重要だと分かったので非常にいい機会だった」
市は、クマを見かけた際はすぐに通報するよう呼びかけています。

