「ベイブレード」品薄、転売横行…公式が異例の声明 メーカーが供給強化へ 今春から「想定超える需要」
タカラトミーが発売する対戦型玩具「ベイブレードX」の品薄状態が続いている。人気の高まりから一部商品が入手困難となり、フリマサイトなどでは高額で取引されるケースも発生。「ベイブレード」開発チームは29日、公式YouTubeチャンネルを更新し、供給不足を認め、増産や受注販売など改善策に乗り出していることを伝えた。
ベイブレードX開発チームは公式動画で、「現在ベイブレードX商品が手に入りづらい状況が続いており、楽しみにしてくださっている皆様にご不便とご期待をおかけしており、大変申し訳ありません」と謝罪した。
同チームによると、ベイブレードXは現在80を超える国と地域で展開され、特に今年春以降、「世界各地で想定を大きく上回る反響をいただいた」と説明。日本をはじめ香港、台湾などアジア地域でも人気が拡大し、ゴールデンウイーク前後から商品が買いづらい状況になったという。「開発チームとしても、少しでも早く商品を届けられるよう対応を進めております」とした。
品薄の背景には、需要予測を上回る急激な人気上昇がある。開発チームは「6月から8月の商品についても、当初の需要予測を大きく上回る反響をいただいたことで、十分な数量をお届けできない状況となった」と説明した。
開発チームは対策として、「供給量を増やす」と報告。生産体制を強化し、7月末から8月にかけて増産分を順次展開すると発表。今後発売予定の限定品についても、追加生産や受注販売を実施する方針を示した。
さらに、対象商品について公式オンラインショップで期間限定の受注販売を実施。すぐに商品を届けることは難しいものの、「ベイブレードを楽しみたいと思ってくださっている皆様に、商品をお届けできる機会を少しでも増やしていきたい」とした。
ベイブレードを巡っては、転売問題も浮上している。ベイブレードは、単なる子供向け玩具ではなく、対戦競技としての側面を持つことから強いパーツや限定モデルへの需要が高く、発売直後の商品や希少性の高いモデルに転売ヤーが殺到している現状だ。
メルカリなどのフリマサイトでは高額転売も多く見られ、ネット上には「子供が遊びたいのに買えない」「定価で手に入らない」といった声も上がっている。
玩具市場では、トレーディングカードでも転売問題が続いている。今回の開発チームの対応には「大人も子供も笑顔で戦える そんなベイブレードxシーンが訪れますように」「おもちゃ売り場にベイブレードが並んでいる光景がまた見れる日を待ってます」「タカラトミーさんが努力してくれるなら消費者である私たちも転売ヤーからは購入しないようにして、転売ヤーへの需要を着実に減らす努力をしていきましょう」と、称賛の声が上がった。

