「ダイフク」は大阪と福知山が社名の由来 「マテハン」の世界的大手【経済トレンド・わが社のあの時】

工場や倉庫内などの搬送・仕分けを自動化するマテリアルハンドリング(マテハン)の世界的大手の「ダイフク」。1937年に大阪市で発足した坂口機械製作所にルーツがある。設立当初は産業用の機械を手がけていたが、太平洋戦争後にマテハン分野に進出した。大阪と京都府福知山市に製造拠点があったため47年にそれぞれの頭文字を取って大福機工という社名に改めた。(共同通信=出井隆裕記者)
1950年代に米マテハン大手のウェブ社と技術提携を締結。その技術を用いた車のボディーを搬送するためのコンベヤーシステムを自動車各社の工場に納入してモータリゼーションの流れに乗った。
1960年代は製造現場などの省力化を目的に国内初の無人搬送車や自動倉庫を開発。その後、病院や図書館向けにカルテや伝票、書籍などを施設内に敷設したレールを使って自動搬送するシステムの納入も始めた。
2007年には提携先だった米ウェブ社を買収し、同社が手がけていた空港向け搬送システムに参入。現在、病院や図書館向けの技術を応用した半導体生産ライン向け搬送システムが好調だ。




