前田大然 「夢」のプレミア入り秒読み!昇格イプスウィッチ完全移籍へ 移籍金21・8億円
サッカーW杯北中米大会に出場したスコットランド1部の名門セルティックの日本代表FW前田大然(28)が、2季ぶりにプレミアリーグに復帰した昇格組イプスウィッチへ完全移籍することが秒読み段階となった。現地報道によれば移籍金は総額1000万ポンド(約21億8000万円)で、今週末にもメディカルチェックを行う予定。かねて「夢」と公言する世界最高峰リーグへの挑戦がいよいよ目前に迫った。
英メディアも一斉に前田のプレミア入りを報じた。スカイスポーツは「1000万ポンドのオファーが基本合意に達した」と報道。交渉は支払い方法やボーナス等の追加報酬についての細部を詰めるのみで、退団を容認するセルティックは既に後任候補の獲得へ動いているという。デーリー・レコード紙も「移籍交渉は最終段階」とし「今週末にメディカルチェックを受ける予定」と詳細に報じた。
W杯北中米大会の1次リーグ、スウェーデン戦で2大会連続ゴールを挙げて評価をさらに高めた前田は、かねてプレミアリーグへの挑戦を「夢」と話していた。上田、堂安との連係で決めたスウェーデン戦の一発は、今大会で生まれた計308得点の中からトレス、メッシ、ハーランドらの得点とともに最優秀ゴール賞候補12にノミネートされた(27日までの投票で決定)。
前田は昨夏も移籍を希望したが、クラブの補強失敗で見送り。後にマーティン・オニール監督が移籍先候補はドイツ1部ウォルフスブルクだったことを明かしている。不調時には意欲低下が原因として批判もされながら、終盤には公式戦7試合連続ゴールを決めて5連覇のリーグ戦とスコットランド杯の2冠達成へ大きく貢献。サポーターにも認めさせる活躍を経て、満を持して新天地に向かう。
92年のプレミアリーグ創設時のメンバーだったイプスウィッチは2季ぶりに復帰した今季、6月にギャリー・オニール新監督を招聘(しょうへい)。7月以降は外部から一気に3人を補強し、フラムのモロッコ代表DFディオプとの合意や、スポルティングを退団したMF守田英正との交渉も報じられている。互いに順調に最終合意に至れば日本人2人が世界最高峰リーグのクラブで共演する可能性もありそうだ。

