川崎ブレイブサンダース、古豪復活へ…3年契約で就任した桶谷大HC「やりがいのあるチーム」
7月21日、川崎ブレイブサンダースの新指揮官に就任した桶谷大ヘッドコーチの記者会見が行われた。
会見に出席した川崎渉代表取締役社長は、桶谷HCと2026-27シーズンから3年契約を締結したことを公表。「勝利をつかみ取るためのチームを作り上げてきた実績があるコーチです。川崎ブレイブサンダースでも勝つために何が必要なのか。どういう基準で、どういう目線でプレーするのが必要なのかをしっかりして、指揮していただけることを期待しています」とコメントした。
桶谷HCは前所属の琉球ゴールデンキングスを5年連続ファイナル進出に導き、2026年2月から日本代表も率いる名将。「皆さん、こんにちは。HCに就任しました。『川崎の桶谷です』と言うのを、(まだ)なかなか恥ずかしいですけど。これから川崎の桶谷になりますので、よろしくお願いします」と笑顔を浮かべながら挨拶し、就任の経緯について語った。
「川崎というチームは本当に伝統があって、強豪と呼ばれたチームだったというのは少し語弊がありますけど。それを取り戻したいという思いがすごくあり、今回のオファーをいただいた時もどこよりもそこへの思いが強い球団で。キングスのあとにどこで指揮を執るのかとなった時、(川崎が)一番モチベーションになるというか、やりがいのある場所で、この川崎で指揮を執りたいなと思いました」
川崎は篠山竜青や長谷川技といったベテランをはじめ、米須玲音や山内ジャヘル琉人など期待の若手が在籍。さらに、新シーズン「B.PREMIER」に向けて荒谷裕秀、松山駿、ジェイデン・リディ、マット・ボンズ、キース・ブラクストン、アレックス・カークが新たに加わった。指揮官は「素晴らしいチーム構成」と言及し、次のように続けた。
「やりがいのあるチームだなと思います。皆さんが期待している古豪復活ではないですけど、そういったものを作り上げられたらなと思います。ただ、温故知新ではないですけど、いいものをしっかりと残しながら、新しいものをしっかりと取り入れて、個性を活かす、伸ばすことを磨いていきながらチームが大きくなるようにしていきたい。チームが強くなるための一番は“個”だと思っているので。個の能力を上げることと、(相手を)いなすこと。それを、一体感を出しながら、みんながそれぞれをリスペクトして共演していく。そういうチームを作っていけたらと思っています」
桶谷HCは「目標は一つしかないと思うんです」ときっぱり。「ただ、簡単なものではないと思うので、まずはそこを狙うために優勝争いをしていかなければいけない。まずはチャンピオンシップに出られるチームを作っていきたいと思います」と話した。
2022-23シーズンを最後にチャンピオンシップの舞台から遠ざかり、直近2シーズンは18勝42敗、16勝44敗と負け越す川崎が再建に向けて動き出した。

