元警視庁刑事が解説、コンビニトイレ無断利用への怒りが招いた「強要未遂」逮捕の盲点
治安戦略アナリストの小比類巻文隆氏が自身のYouTubeチャンネルで「『コンビニ馬鹿にすんな!』トイレ利用者とトラブル。強要未遂で経営者夫婦逮捕:元警視庁刑事が解説」を公開した。動画では、コンビニのトイレを利用し何も買わずに退店しようとした客を脅し、個人情報を書かせようとした経営者夫婦が強要未遂で逮捕された事件について、元刑事の視点から解説している。
事件は栃木県宇都宮市のコンビニで発生した。30代男性と20代女性の客がトイレを利用後、店を出ようとしたところ、別の店員から買い物を求められた。トイレには「利用者は商品の購入をお願いします」という趣旨の張り紙があり、客は指示に従って駄菓子を購入したが、その際の態度に経営者の夫婦が因縁をつけたという。
夫婦は「損害賠償を請求する」「警察に逮捕してもらう」「コンビニ馬鹿にすんなよ」などと脅迫し、名前や住所、電話番号を紙に書くよう要求。客がこれに応じず店を出て警察に被害届を出し、夫婦は強要未遂の疑いで逮捕された。
小比類巻氏は、日常のトラブルで「裁判で訴えてやる」「警察に逮捕してもらう」と口走ることは意外とやりがちだと指摘する。しかし、それを伝えたことによって「相手が人に義務のないことを行わせる」状態になると、刑法第223条の強要罪にあたると解説した。
今回のケースでは、裁判や逮捕をちらつかせて「名前や住所を書け」と要求したことが強要罪の構成要件に該当すると説明。「お前を訴えるぞ」「警察に逮捕させるぞ」と伝えるだけでなく、それに続けて「だから名前を書け」「だからここに住所を書け」と、義務のない行為を強いることが問題であると論じた。
最後に小比類巻氏は、利用者側のマナーについても言及。「コンビニのトイレを使用するときは何かしら買うというのは最低限のマナーだ」と述べた。チップ文化のない日本において、清掃や維持管理のコストを負担している店側への配慮として、コーヒー1本でも購入して気持ちを示すことが自然な行動であると提言し、動画を締めくくった。
事件は栃木県宇都宮市のコンビニで発生した。30代男性と20代女性の客がトイレを利用後、店を出ようとしたところ、別の店員から買い物を求められた。トイレには「利用者は商品の購入をお願いします」という趣旨の張り紙があり、客は指示に従って駄菓子を購入したが、その際の態度に経営者の夫婦が因縁をつけたという。
夫婦は「損害賠償を請求する」「警察に逮捕してもらう」「コンビニ馬鹿にすんなよ」などと脅迫し、名前や住所、電話番号を紙に書くよう要求。客がこれに応じず店を出て警察に被害届を出し、夫婦は強要未遂の疑いで逮捕された。
小比類巻氏は、日常のトラブルで「裁判で訴えてやる」「警察に逮捕してもらう」と口走ることは意外とやりがちだと指摘する。しかし、それを伝えたことによって「相手が人に義務のないことを行わせる」状態になると、刑法第223条の強要罪にあたると解説した。
今回のケースでは、裁判や逮捕をちらつかせて「名前や住所を書け」と要求したことが強要罪の構成要件に該当すると説明。「お前を訴えるぞ」「警察に逮捕させるぞ」と伝えるだけでなく、それに続けて「だから名前を書け」「だからここに住所を書け」と、義務のない行為を強いることが問題であると論じた。
最後に小比類巻氏は、利用者側のマナーについても言及。「コンビニのトイレを使用するときは何かしら買うというのは最低限のマナーだ」と述べた。チップ文化のない日本において、清掃や維持管理のコストを負担している店側への配慮として、コーヒー1本でも購入して気持ちを示すことが自然な行動であると提言し、動画を締めくくった。
YouTubeの動画内容
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チャンネル情報
元警視庁刑事・国際捜査官。1993~2023年警視庁。爆弾処理班配属後、警視庁中国語通訳を経て国際捜査官に。以降、国内外の銃器・薬物犯罪の情報収集、秘匿捜査に従事する。ほか殺人、強盗、誘拐事件などあらゆる捜査に参加。退官後、30年に及ぶ警察人生の知見を世の中へ貢献すべく治安戦略アナリストとして活動中。