北中米W杯では3試合に出場した田中。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 存在価値は確かなはずだ。ただ、売却を考える条件もそろっているのかもしれない。

 リーズに所属する日本代表MFの田中碧は、プレミアリーグで1年目の昨季、出場機会の確保に苦しんだ。ダニエル・ファルケ監督の下で一時は7試合連続で出番なしという状況も経験。終盤にレギュラーの座を取り返したが、この夏も去就をめぐる報道が続いている。

 地元記者グラハム・スミスは、リーズが補強を進めるなか、財政バランスを保つための売却候補として、田中の名前があがるとの見解を示した。

 専門サイト『The Leeds Press』によると、『Yorkshire Evening Post』で「アオ・タナカはこの夏にオファーを受けるだろう。1月に移籍を考えていたと本人が話していることから、(売却の際は)彼が候補になると思う」と話している。

「彼は安価で加入した。今はそれよりもはるかに価値があるのは明らかだ」

「リーズはシェイ・チャールズを望んでいる。イーサン・アンパドゥがおり、彼はどこにも行かない。アントン・シュタッハもいる。彼もどこにも行かない。イリヤ・グルエフがいる。昨季後半戦のケガを考えると、タナカよりも動かすのは難しいだろう。そしてショーン・ロングスタッフもいる」
 
 中盤の層が厚いなか、新戦力の加入も取りざたされ、手ごろな移籍金だったがゆえにキャピタルゲインが見込める田中は、リーズが売却を考える候補というわけだ。

 同記者の見解を受け、The Leeds Pressは「リーズのファンは賛成しないだろうが、クラブはタナカを売るつもりかもしれない」と報じている。

「昇格して以降、ファルケの下で彼がお気に入りでなかったのは明らかだ。シーズン終盤に出場機会を得たのは、グルエフの重傷とロングスタッフの不調があってのことだった。そしてチャールズ加入の可能性があるなら、彼はさらに序列が下がるかもしれない」

「タナカは昨季、出場したときにそのクオリティを示した。すでに1月に移籍を考えたと明かし、狙うクラブもある。リーズが十分な移籍金を得られるのなら、受け入れるのが最善の選択肢だろう」

 田中はリーズで2年目のプレミアリーグに挑むのか。それとも、新たな環境に飛び込むことになるのか。今後の動きが注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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