YouTubeチャンネル「プロ野球2nd_元プロ野球選手にロングインタビュー」が、「【後藤武敏|前編】“屈辱”の延長17回 伝説のPL学園戦/落ち込んだ夜に松坂大輔から部屋電が/女子高生が殺到!横浜高校フィーバー」と題した動画を公開した。元プロ野球選手の後藤武敏が出演し、横浜高校時代の伝説的なPL学園戦について「全部悪いことが1試合に出ちゃった」と当時の苦い記憶や、同級生である松坂大輔との深い絆を明かした。

現在は神奈川県の野球スクールで打撃コーチとして活動する後藤。中学生時代からプロを志し、毎日1000本の素振りを重ねて打撃の才能を開花させた。その後、名門・横浜高校へ進学するも、入部当初は周囲の体格の大きさに「本当にここで大丈夫なのかな」とカルチャーショックを受けたという。松坂や小池正晃らスター選手が揃う中、後藤は彼らに追いつこうと必死に練習に打ち込んだ。

そして迎えた3年夏の甲子園。春夏連覇の偉業を達成したが、自身の野球人生で最も悔しかった出来事として準々決勝のPL学園戦を挙げた。自身のミスが重なり、「僕の今までの野球人生で全部悪いことが1試合に出ちゃった試合」と振り返る。試合後、宿舎で落ち込んでいた後藤に対し、延長17回・250球を投げ抜いて誰よりも疲労していたはずの松坂から部屋に電話がかかってきた。「明日からもごっちゃんの力が絶対必要だから頑張って」という気遣いの言葉に救われ、「もう一回よしと思えた」と感謝を語った。また、甲子園優勝後の凄まじい反響についても触れ、練習場の前に女子高生が押し寄せる様子を「コンサート会場みたいな感じ」と表現し、当時を懐かしんだ。

高校卒業後、法政大学を経て西武ライオンズに入団し、再び松坂とチームメイトになった後藤。プロの舞台でスターとなっていた松坂を「少し遠いところに行っちゃったな」と感じつつも、後ろで守る心強さを感じていたという。名門で培われた盟友たちとの深い絆と、後藤のひたむきな野球人生の原点が垣間見える対談となっている。