元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの“ある振る舞い”に対し、「悲しい」と嘆いた。

 現地時間19日に開催された北中米W杯決勝でスペインとアルゼンチンが激突。序盤から圧倒的にスペインがボールを保持して試合を進める中、アルゼンチンもゴールを許さずに0-0で延長戦へと持ち込む。しかし、延長後半1分にFWフェラン・トーレスに決勝ゴールを許し、0-1の完封負けを喫して2連覇を逃した。

 ルーニー氏が嘆いたのは後半アディショナルタイムの一幕だった。ルーズボールに反応したMFエンソ・フェルナンデスがDFパウ・クバルシへのファウルで2度目の警告を受けて退場。この際にメッシとDFマルク・ククレジャが言葉を交わす場面が確認されている。そして、ククレジャが一瞬ながらも口元を隠したように見えると、メッシはその姿をレフェリーにアピールした。

 北中米W杯では2026-27競技規則をもとに様々な新ルールや運用が行われており、相手選手と対立している状況で自身の口元を隠すことは一発退場の対象となることからのアピールだった。しかし、ククレジャが退場となることはなかった。

 このメッシのアピールに対し、ルーニー氏は「悲しい」と嘆いた。英『BBC』によると、「これは必死のプレーであり、アルゼンチンはああいうプレーをするのは分かっている。ただ、誰もが望むのはスポーツマンシップであり、リオネル・メッシがあのような行動をとったのは残念だった」と語った。

 また元イングランド代表GKジョー・ハート氏も「リオネル・メッシのあの振る舞いはよくなかった。彼でさえ、あのような振る舞いをするくらいだから、スペインがどれほど優勢だったがよく分かるだろう」と話し、元イングランド代表DFマイカ・リチャード氏は「ワールドカップ決勝で、そのようなことで退場となる選手は見たくない」と付け加えている。