トゥヘル(左)の後任候補に挙がっているペップ(右)。(C)Getty Images

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 トーマス・トゥヘル体制の今後が、大きな注目を集めている。

 現地7月15日に開催された北中米ワールドカップの準決勝で、イングランド代表はアルゼンチン代表と対戦。55分に先制点を奪った後、トゥヘル監督は5バックに変更して逃げ切りを図ったものの、この采配が裏目に。守備一辺倒となるなか、85分に同点弾、90+2分に勝ち越し点を浴び、1−2で痛恨の逆転負けを喫した。

 この結果を受け、ドイツ人指揮官への批判が殺到。解任を求める声が少なくないが、英公共放送『BBC』は「イングランドの敗北にもかかわらず、トゥヘル監督はイングランドサッカー協会からの支持を維持」「2028年の欧州選手権でもチームを率いる見通し」と報じた。

 また、イングランド代表の元主将ウェイン・ルーニー氏は、「現時点では、ペップ・グアルディオラを招聘しない限り、他に適任者は見当たらない。もしペップが起用可能なら、迎えるべきだろう」と発言。2025-26シーズンまでマンチェスター・シティを率いていたグアルディオラを呼べないのであれば、トゥヘル続投は最善の策だという考えを示した。
 
「彼はトップクラスの監督だと思う。一流の監督とは、過ちから学び、改善し、さらに成長していくものだ。もし彼を解任したら、一体どんな監督を招き入れるつもりなんだ?グアルディオラを除けば、トーマス・トゥヘルほど優れた人物はいないと思う。

 ただ、私にとって大きな懸念は、グアルディオラにワールドカップの経験がないことだ。かつて(ファビオ)・カペッロの時も全く同じ状況だった。ワールドカップは別物であり、その環境を肌で感じる必要がある。そして今、トゥヘルはそれを体感した」

 ミランやレアル・マドリーなどクラブで監督キャリアを築いていたカペッロは、2007年12月にイングランド代表の監督に就任。しかし、2010年の南アフリカW杯は決勝トーナメント1回戦で敗退し、2012年のEUROを前に辞任した。

 トゥヘルにイングランド代表監督として、リベンジの機会は訪れるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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