43人の力で世界に一つだけの作品 伊那市の発電所に飾る巨大アート 地元の児童が現代アーティスト越ちひろさんと制作【長野】
43人の力で世界に一つだけの作品を作ります。伊那市で16日、地域の発電所に飾られる巨大アート制作に地元の児童たちが挑戦しました。
「サクランボにするね」
「赤の方がめっちゃサクランボだよ」
巨大アート制作のきっかけとなったのは、伊那市にある春近発電所のリニューアル。地元の子どもたちに発電所に親しんでもらおうと、新設した展示棟に飾る巨大アートの制作を同じ地域にある東春近小学校の児童に依頼しました。
「上に優しくのせると、自分の色がのっていきます」
一緒に制作するのは、千曲市出身の現代アーティスト・越ちひろさん。
越ちひろさん
「ピンクを選んだ子がいる、緑を選んだ子がいる。こうやって混ざり合ってきれいな絵を描いていきます。できそうでしょ?みんなが混ぜて作った色は、世界に一色だけなんです」
子どもたちが選べる色は一人2色。スポンジでできた筆にアクリル絵の具をつけ、3枚の紙に思い思いに色をのせていきます。
児童
「虹色できた」
児童
「きれいです。みんないろんな色があってきれいです」
児童
「エメラルドグリーンみたいな色が好きです」
出来上がったのは、43人の好きな色が混ざった3枚の絵。最後につなぎ合わせると…。
県企業局の職員
「ああ、すごいつながっているみたい」
越ちひろさん
「そっちの方がいいかな」
それぞれ異なるはずの絵が見事、幅2.9メートルのアート作品になりました。
児童は
「すごくかっこいいです。みんなに見てもらえてうれしい」
子どもたちの作品は、8月1日から春近発電所の展示棟1階に飾られるということです。
